鉄道写真家 岩堀春夫のblog2

鉄道写真を撮り続けて50年以上。ほかにも陸海空あらゆるジャンルの乗物を撮っています。懐かしい記録写真から、最新作までご覧下さい。

2022年04月

 播但線の無煙化が目前に迫っていた1972年の冬にC57の三重連が運転された。週末にスキー臨時が運転されると牽引機の送り込みで重連になったというが、毎週三重連になるのはファンサービスだったと思う。この頃は大学受験を終わり、九州旅行の直前に先輩の車に乗せてもらって ... もっと読む

 播但線のルーツは私鉄の播但鉄道であり、生野銀山の鉱石を姫路港に運ぶ鉄道として開業した。その前には馬車の専用道路があり日本遺産に認定されている。明治34年には生野峠を越えて新井まで開通した。明延の鉱石も運べるようになった。その後山陽鉄道の経営になり、明治39 ... もっと読む

 私がSLの写真を撮り始めたころはまだ高校生だった。当時は趣味誌にSLの写真がたくさん載っていて、ファンはそれを参考に出かけていた。しかし、1970年頃にはまだたくさんの線でSLが走っていて、人気線区とほとんど写真が載らない線区があった。関西で有名なのはC57が走る山 ... もっと読む

 姫新線は姫路から新見までの路線で、中間の津山から建設が始まり、作備線と姫津線として延伸し、昭和11年に全通して姫新線となる。姫路~津山間は津山区のC58が担当し、姫路のC11が区間運転に使われていた。無煙化は1971年3月だった。  姫新線にSLを撮りに行ったのは1970 ... もっと読む

 多くの鉄道が交錯し、複雑な歴史のあるのが伏見駅。しかし、有名観光地からは距離がある。この駅で撮影したのは、伏見桃山城をバックに電車の後追いである。あの風景はどうなったのだろうか。行ってみると、まだ少し見えていた。  伏見駅のルーツは奈良鉄道で開業は明治2 ... もっと読む

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