年度末になると深江の新明和で飛行艇の出入りが活発になり、よく撮りに行った。だんだんと動きが読めるようになり、撮影ポイントも増えていった。さらに同じ場所から東神戸港に発着するカーフェリーも撮っている。

 新明和のPS-1は対潜哨戒機だが、すでに性能的には不足で、ロッキード事件により導入が遅れたP-3Cが導入されていた。US-1が見られたのはこの頃が末期であり、救難艇として改良されたUS-1に移行していた。こちらは機首や翼端などが赤く、滑走路に着陸もできる。絵本等にも使用できるので、いい条件で撮ろうと何度も通ったものである。
JDF 19820309PS1-33
US-1はもう引退が迫っていた。5801は翌年に岩国で失速して墜落した。

8201213 海自PS1
PS-1は5823まで製造された。着水してソナーを吊り下げる方式はもう時代遅れだった。

8201122 新明和深江US1

8201112 新明和深江PS1
新明和の構内を俯瞰する。

8201118 海自US1
試験飛行から戻ってきたUS-1。

8201121 新明和深江US1
スロープを登って揚陸する。

8201128 myカローラ深江
我が愛車とカローラとUS-1。

8201117 フェリー東神戸港
ずらりとカーフェリーが並ぶ東神戸港。青木「おおぎ」のりばと呼ばれていた。

198203 うらら丸,05
徳島航路のうらら丸が出航。かつて出張で乗ったことがある船である。

8201202 おとめ丸東神戸港
徳島航路のおとめ丸が出航。

8201105 加藤汽船こんぴら
加藤汽船の高松航路に使われる「こんぴら」が深江の岸壁に到着。

8201107 加藤汽船こんぴら
世界最大級の双胴船からジャンボフェリーと呼ばれることになる。