平日だが1年ぶりに大谷鉱山を訪ねた。この日は動きがなくて閑散としていた。なんでも協三DLが修理中で、加藤機が朝に動くだけだと知った。この鉱山の魅力は加藤のマイニングがいる事で、いつも予備機で庫内にいた。それが使われているのなら、是非撮影したい。

 この日はこれまであまり撮っていなかった施設やバッテリーロコ等を撮る事にした。一般的に言って、我々は好きな車両のアップだけを撮って、それ以外の事は記録しない傾向にある。それではだめで、構内の線路や施設をできるだけ記録した。

 当時はナローゲージといえば森林鉄道なんかはほとんど廃止されていて、バッテリーロコを使う鉱山や工事現場が話題になっていた。そういう軌道にまで興味は無かったのだが、内燃機関車の活躍する大谷鉱山は別格だと思っていた。
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ニチユ3トンBL。この鉱山では多数のバッテリーロコも使われていたが、それがわかるのはもう少し後のことになる。

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北地区の中央抗ではニチユ3トン機が出ていた。

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バッテリーロコのいる北地区。バックにズリ捨て線がある。

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坑道内から外を見る。

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神鋼機器工業製のグランピー鉱車。

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コンプレッサーの配管があちこちにあり、動力としい使っていた。ワイヤーロープのウインチもエア駆動である。

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こんな運材もあった。坑道の突っ張りに使われるのだろうか。

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