飛騨小坂駅からは森林鉄道が出ていて、初めて行った頃には運材台車が残っていたが、当時は貨車にまで興味が無かった。終点の濁河温泉には機関車が保存されていて、それは撮りに行った。その機関車はすでに無くなっているが、最近になって地元で研究会ができ、「ひめしゃがの湯」で元木曽森林鉄道の機関車を保存している。
木曽のDLは国道41号線の宮峠でも保存されていた。その先に飛騨一ノ宮駅があり、このすぐ近くに臥龍桜という名所がある。これはフイルムカメラで満開の時に撮っている。さらにセメント側線があってスイッチャーがいたが、早くに廃止された。古い駅舎もあったが、これは先日ようやく撮影できた。
高山駅は去年日帰りで撮りに行った。高山は何度も通過しているし、写真も撮っているが、車だといつも慌ただしく撮るだけで、カット数は少ない。かつては機関区もあった構内を一周して、たくさん撮影した。駅舎は数年前に新駅舎ができていた。
よくチェックしたら久々野駅は撮っていなかった。他にも怪しい駅はあるし、新駅舎もとりたいから、駅舎撮影はいつまでも終わりがない。
飛騨小坂駅は昭和8年に開業で、当時は終着駅だった。木材の集積地であり、御岳山の登山口でもあった。駅舎の意匠は神社の神殿を模している。
飛騨小坂駅の構内。この近くから小坂森林鉄道があった。駅の南側には貯木場がある。
大阪から乗ってきた特急「ひだ」の車内から撮った飛騨小坂駅の交換シーン。乗客は大阪から3人、美濃太田からは1人になった。
渚駅は駅名にインパクトがあるが、利用客はかなり少ない。近くにある集落の名前が駅名になっている。開業時からの駅だが、1998年に改築されている。
国鉄時代から無人駅だったが、構内は相対式ホームで跨線橋もある。高山本線では跨線橋の窓部分は閉められていて写真は撮れなくなっている。
久々野駅は昭和9年の開通時からの駅だが、2010年には木造駅舎が解体されて、簡素な駅舎に建て替えられた。
飛騨一ノ宮駅には何度も行っているのに駅舎は撮っていなかった。昭和9年の開通時からの木造駅舎が使われているが、無人駅である。
飛騨一ノ宮駅の構内は望遠で何度も撮っている。これは久々野寄りから撮っているが、高山よりにはセメント側線があった。線路は撤去されたが、施設は残されている。無人駅で北側にも出口があり、跨線橋を通って自由に南北の通行ができる。
キハ25が停車中。実はこれに乗って高山から下呂へ移動した。交換待ちで止まっている。臥龍桜は左奥にあり、桜の花を手前に列車を撮る事もできた。
ちょうどいい時間に行ったので、HC85の「ひだ」が撮れた。線路は左側で大カーブがあり、方向を変えて分水嶺の宮峠になる。
2016年に新装となった高山駅。東西の自由通路もある橋上駅になった。
かつては機関区もあった高山駅構内。留置線は多いが、車両が少なくて寂しい。観光シーズンには臨時列車がたくさん運転されたこともあった。機関区の設備は扇形庫等が1993年まで残っていたというから、撮っていなかったのは辛い。
キハ85の「ひだ」が並ぶ。これも過去の風景になるが、登場時にはホームから大型カメラで撮影した思い出がある。
「ひだ」は富山方面への列車もあり、高山駅で増結分割シーンが見られる。
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