大阪ステーションシティはJR大阪駅の駅ビルで2011年5月4日に開業した。駅の南北にサウスゲートビルディングとノースゲートビルディングがあり、ホテルや百貨店を始め、様々な商業施設が入る。駅の上部に2階の人工地盤ができて、連絡通路と橋上駅として使われる。ホームの大半は巨大な片流れの大屋根で覆われている。
駅の桜橋口にあった高速バスターミナルは北側に移り、北西側へはペデストリアンデッキで繋がっている。
このようにして日本で2位の巨大商業施設が誕生した。しかし、私にとってはほとんど利用することはない。ノースゲイトビルディングの屋上も風景の撮影には魅力がない。駅自体の撮影のために何度か訪ねるだけの場所である。
大阪駅周辺のビルもほとんどが建て替え工事を終わっている。北側は貨物跡地にはグランフロント大阪が2013年に開業した。地下線の工事も進んでいて、さらに開発は続いている。
駅周辺で一番古いのは1964年開業の新阪急ホテルがある。関西人には泊まる事はないが、出張で来た人が利用するので、よく1階ロビー周辺にまでは行くことが多かった。これも2025年に営業終了を予定されている。
工事中にひっそりと解体されたのは大阪タワーで、これは写真の片隅に何度も写っていた。1966年にテレビの放送タワーとして建設され、展望台もあったが一度も上がったことはなかった。
東側の電車から撮った構内。駅を覆う大屋根も完成した。
阪神前歩道橋からの眺め。完成まで後1年である。
ノースゲイトビルディングを西側から見ている。右のビルが立体駐車場で、ここへも連絡通路ができる。
阪急グランドビルから見た工事も完成に近づいている。
阪急からの連絡通路も工事が続いている。大阪駅側の経路は大きく変更になる。地下街の換気塔は子供の頃から見ているが、これはまだ無くならない。この立ち位置は通路が階段で高く上がっている。
一時的に楽しめた廃線ウオーク。かつての九州ブルトレを懐かしんだものである。ここをEF58が走っていた。
環状線のホームでも最終的な工事が進む。これからエレベーターを設置する。人工地盤と大屋根を支える太い柱も立っている。
ホームから見た橋上駅舎が大屋根の下にある。
北側から見た大阪駅。ノースゲイトビルディングの屋上は天空の農園という開放的な空間があるが、展望は良くない。西側に高層のオフィスビルがある。その後、この北側にグランフロント大阪の高層ビルが建っている。
阪急からの連絡通路は架け替えられているが、ほとんど変わらない。ここも何度も歩いたものである。左奥には大阪マルビルも見えている。
ホームから橋上駅を見る。ホームの屋根は大屋根の下で撤去される予定だったが、雨の吹込みはあるので、透明板の屋根を設置された。
橋上駅から撮った構内西側。ステーションシティの立体駐車場が奥に見えている。実は今でも構内西側の工事は続けられている。次は地下新駅と空港連絡線の工事が待っている。
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