次の区間は西南戦争で激戦があった。勾配区間でカーブが多く、順光でブルートレインが撮れるので何度も通ったものである。
国鉄時代には非電化時代にSL特急も走った区間になる。その時には行けなかったが、ヘッドマークの無いELが牽く時代から行っている。JRになってからはオリエント急行が走った時にたくさんのファンが集まっていた。
熊本駅の手前に上熊本駅があり、熊本電鉄が分岐しているので、早くから行っている。熊本駅も横にSLもいる機関区があったのを撮っている。ここからいろいろな観光列車が出ていたので何度も訪ねたが、高架になり新駅舎になったのはまだ見ていない。車で行く時には国道208号線から豊肥本線の肥後大津駅の方へ抜けるルートを何度も走っていた。
肥後伊倉駅は昭和10年に開業した。駅舎は昭和17年に改築された木造だった。2012年に新駅舎ができて、旧駅舎は解体された。
肥後伊倉駅の構内。2面2線の相対ホーム。
木葉駅は明治25年に九州鉄道の駅として開業した。旧駅舎は1997年に放火で焼失し、2008年に再建された。
木葉駅の構内はホーム2面で3線。かつては普通が特急を待避していた。
田原坂は有名だが、駅としては新しい。信号場として昭和18年に開業、昭和40年駅に昇格した。
田原坂駅に着く815系電車。
植木駅の構内。明治24年に九州鉄道に寄って開業した歴史のある駅である。ブルートレインの撮影が目的で入場した。
ED76が牽く特急「なは」が順光で撮れるとあって一時は有名になっていた。ヘッドマークは「あかつき」も併結である。鳥栖から短編成で熊本を目指す。
415系の1500番台も使われていた。
上りの787系「有明」が通過。
ブルートレインの特急「はやぶさ」は一年後の2009年に廃止された。
九州新幹線が部分開通だった頃で、新八代行きの「リレーつばめ」が運転されていた。
西里駅は信号場だったのが昭和29年に昇格した。駅舎は無くて、待合室がる。道路の歩道橋が駅の跨線橋と兼ねている。
上熊本駅の駅舎は高架の新駅舎ができる前の仮駅舎。その前のレトロな木造駅舎も撮っているが、移築されて市電の駅として使われている。
旧駅舎は昭和33年改築で、1991年にリニューアルしている。4階のように見えるが、そこはダミーの壁がある。
熊本駅に着いたブルートレインの特急「なは」。個室寝台とレガートシート。
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