鹿児島本線の末端区間であり、非電化時代にはC60やC61のハドソンが活躍した区間として知られていた。私は高校1年を終えた春休みに単独で鹿児島まで行き、駅や機関区で撮影できた。
元々は肥薩線ルートの開通が早く、こちらが初代の鹿児島本線だったが、海岸沿いの川内線が完成し、今の鹿児島本線になった。
九州新幹線の開業は2004年3月に、その前に阪急観光の鹿児島行き夜行バスに乗って、青春切符で出水駅まで乗りに行った思い出もある。
日奈久駅からは温泉まで馬車が走っていたし、水俣にはチッソ専用線でバッテリーロゴが使われていた。海をバックにブルートレインを撮りに行ったのは薩摩大川~西方だった。金鉱山のある串木野のテーマパークにも行ったし、伊集院からは私鉄の鹿児島交通が出ていた。それらはすべてフイルムで撮っていて。デジタルで撮りに行くことは少なくなる。
新幹線ができて西鹿児島駅は鹿児島中央駅に改称した。駅舎も大きくなっている。それに引き換え鹿児島駅はひっそりしていて、初めて行った頃からあまり変わっていなかった。カーブしたホームはSLが発着していた頃の雰囲気が残っていた。
米ノ津駅からは鹿児島県に入る。
かつての出水駅は駅舎が残っていたが、その向こうに新駅が見える。駅舎は昭和26年に改築されている。
出水駅の西口は肥薩おれんじ鉄道の駅舎がある。
新幹線の出水駅と肥薩おれんじ鉄道の出水駅構内。
クハ455-602 元急行形も普通で使われていた。左は787系「つばめ」。
薩摩松元駅は同級生。行った時は開業50周年だった。階段の上に島式ホームがあり、その中央に駅舎があり、駅員もいた。
永らく親しまれた西鹿児島駅も新幹線の開業で改称する。
新幹線開業直前の西鹿児島駅構内。
ホームライナーの485系。クハ481-226
鹿児島中央駅の東口。新幹線の開業時はこうだった。その後リニューアル工事で大階段も無くなった。
鹿児島中央駅の西口。
日豊本線の特急「きりしま」が停車。
鹿児島中央駅に到着する415系電車。
鹿児島駅の旧駅舎は1976年に改築されている。駅舎は2020年に新しくなり、駅前も整備さている。
ここに初めて来た頃にはC60やC61が走っていた。駅の向こうに機関区があった。ホームはあの頃から変わっていない。
鹿児島駅から鹿児島中央駅の方を見る。左奥に鹿児島市電のターミナルがある。
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