今年の夏前から和田岬線の103系がいつ引退するのが話題になっていた。川崎車両の甲種輸送の時にもよく行くが、ずっと気にしていた。時々は207系が代走することがある。少し長いと、もう終わりかなと思うが、また復帰を繰り返していた。年末には変わるかなと思ったが、来年になりそうである。もう交換部品も無くなりかけているのではと思う。

 いつもは朝の運用を撮っていたが、秋ぐらいからは夕方の風景をよく撮るようになった。こうやって撮ろうかなとアイデアが浮かぶと撮りにいった。もうこんな電車を撮れるのは最後かもしれないなと思っていた。
103 ,兵庫vx070
通勤客が降りて来る兵庫駅のホーム。これぐらいがラッシュのピークだった。

103 ,兵庫vx102
和田岬線の上を新快速が通過する。

103 ,兵庫vx139
夕刻の兵庫駅で発車を待つ。

103 ,兵庫vx162
兵庫駅を出発する103系電車。左側のマンション群は震災後に建った復興住宅である。

103 車内,和田岬vx922
閃いてチャレンジしたのが、車内と流れる外の風景だったが、光量のバランスが難しいのと、引きのある風景は少ない。これでつり革がブレていたら良かったのにな。

103 ,和田岬線v9227
兵庫運河の旋回橋を渡る夕方の103系電車。バックの倉庫が無くなって、六甲山と神戸のビル群が写るようになった。微妙な露出は5コマのAEBでクリアーした。

103 ,和田岬vx056
帰宅する造船所の社員が乗って来る夕方の和田岬駅ホーム。混む時間帯は限られている。

103 ,和田岬vx268
夕暮れの和田岬駅に停車する103系電車。兵庫駅の改札に近い前の方へ客が歩いていく。

103 ,和田岬vx288
特徴のある和田岬駅の駅名標。今は地下鉄もあるので乗客は減っている。といっても地下鉄海岸線の客も増えていない。

207クモハ2005 ,和田岬線vy571
時々走っているのが207系代走。3連+3連は珍しい。右に分かれるのが川崎車両の引込み線で、ここから新車の甲種輸送が出ていく。兵庫行きの電車は夏の夕方なら順光で撮れる。