秩父鉄道へ行ったのはSLパレオエクスプレスを撮るのも目的だった。C58363の牽く蒸機列車で1988年から運転されていた。列車名はかつて秩父地方に生息していた海獣パレオパラドキシアからきている。客車はこの年から12系が使われていた。終点のすぐ手前に撮影ポイントがあり、そこで撮ってから三峰口駅での停車中をスナップした。
帰りの列車は途中でサイドビューを撮り、深谷市で宿泊した。
最終区間で白久駅の先のカーブが撮影ポイント。順光ではないが電線には邪魔されない。すでにファンが群がっていて、ベストポイントには立てなかった。
1002が先頭の三峰口行きも撮る。1986年に国鉄101系電車を譲受した。1994年に冷房化され、パンタも2基に増設された。
C58363は1944年に川崎車輛で製造。東北地方で使われ、新庄機関区で廃車になった。鴻巣市の吹上小学校で保存されていたのが復活して動態保存になった。C58はキャブがすべて密閉式なのが特徴である。
区名札は高運になっているが、2003年から秩父鉄道所有になった。
終点でグリスを注入。その向こうにカマガエが見える。石炭の燃えカスを落としている。こんな所で落とすのか。

帰りの発車前。向きを変えて客車の前に付いている。こちらが機関士側になるがロッドは上がっている。
発車前のひと時。隣には秩父路も止まっている。
旧国鉄車両ばかり並んでいる。かつては日窒鉱業のホッパーがあり、浜川崎駅まで鉄鉱石や硫化鉱を運んでいた。駅横の保存車両は老朽化のために2019年撤去されたようだ。
たくさんの車両が並ぶ三峰口駅の構内。右側には保存車両が並んでいるが、すでに撮影していた。
1212 戻る途中でサイドビューを撮っていた。旧国鉄車101系も走っていた。
2000年にオハ12とスハフ12が2両ずつ譲渡された。2012年には塗装が赤茶色に変更されている。
米原のDD51 写真説明が間違っていましたが訂正してます。あちこちでヘッドマークが付き出して忙しくなります。
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