これから使うデュープリケーターについて、写真で説明しておきたい。デュープリケーターと聞くとかつてはDVDの複製で使っていたことがある。今回使うのはそれとはまったく違う光学機器で、カメラとフイルムをセットして、複写したデータを使うという方法になる。説明のチラシでは光源にストロボを使うようになっているが、LEDライトのビュアーを光源に使った。ビュアーというのは机上でポジフィルムをチェックする時に使うライトボックスである。

 製品は金属を精密に加工されて、精度は高い。しかし、使ってみるとフイルムの保持に問題があり、使い始めるまでに時間がかかった。

 撮影するのはスキャナーより早くできる。しかし、その後パソコン処理が残っているから、時間的には変わらいようだ。
デュープリケーター01 w2954

デュープリケーター02 w2955

デュープリケーター07 w2960
これが全景。さらにストロボを保持する棒もある。かなりしっかりした作りである。もう使わないビデオ用三脚も役にたった。

デュープリケーター08 w2962
ホルダーを差し込むところは上と横の二ヵ所あり、同時に両方使うことは無い。横がスリーブ用で、上からマウント用を入れる。

デュープリケーター09 w2963

デュープリケーター10 w2964

デュープリケーター11 w2965
ここに光を当てて撮影する。

デュープリケーター12 w2966
中古のマクロ60ミリを使っている。

デュープリケーター13 w2967
撮影時にはさらに紙箱を差して余分な光線をカットする。実際には必要ないようだ。

デュープリケーター06 w2959
マウント用のホルダー。差してあるのは市販のプラスチックホルダー。これで挟んで撮影は出来るが、画面の端まで写らない。

デュープリケーター05 w2958
上がスリーブ用ホルダーの開口。これならカットしたフイルムが落ち込んでしまう。下の右が市販のプラスチックホルダーで開口が小さい。下の左がふぉとはライブラリーで使っていた紙製のホルダー。画面の端までチェックできる。

デュープリケーター04 w2957
スリーブ用は紙ホルダーを加工して使うことにする。プロ用紙ホルダーの開口で精度を出して、フイルムが落ち込まないように周囲の厚みを増してある。