有名な会社だが、今はどうなっているのだろうか。実は「フェリーさんふらわあ」に吸収されて大阪~別府間で運行している。
その存在感は凄く、つい先日もBSの鉄道番組を見ていたらネタで出てきた。松山から出航する関西汽船のアナウンスで大うけだった。
関西汽船の歴史は古く、別府航路の紅丸から始まる。戦後は沖縄航路を始め、たくさんの航路と船舶を持っていた。
私の勤めていた会社でも沖縄や九州の出身者が多く、関西汽船の話はよく聞いていた。しかし、私自身は縁が薄く、フェリーの写真を撮りだしてからも印象は薄かった。神戸港へ朝に大型客船を撮りに行くと、中突堤から出航する緑色の客船が見えたが、それが関西汽船だった。ジェットフォイルを運行していた事もあった。船舶のフェリー化も進み、大阪商船三井船舶の傘下になり、1992年に「さんふらわあこがね」や「さんふらわあにしき」が就航している。
中国自動車道の全線開業時には、私もよく利用した。フェリー業界にはおおきな影響があり、航路の廃止や減便もあった。
デジカメでフェリーの撮影が多くなると、ダイヤモンドフェリーと共同運行になったりしていた。今治港で昼行便に関西汽船が使われたりして、撮りに行った事もある。しかし、その後は状況が変わって撮りにくい航路になってしまった。
関西汽船を引き継いだ「さんふらわあこばると」や「さんふらわああいぼり」は大阪港のターミナルもさんふらわあターミナルに変わってわかりにくい。船は新造船に変わる。
さんふらわあこがねが大阪南港に到着する。1992年8月就航。後にダイヤモンドフェリー船籍になった。
六甲アイランドに到着するさんふらわあこがね。
六甲アイランドに到着するさんふらわあこがね。
六甲アイランドに到着するさんふらわあにしき。
大阪南港に到着するさんふらわあにしき。後ろを志布志からのブルーハイウェーラインが追ってくる。
大阪南港に到着するさんふらわあにしき。
今治港に到着するさんふらわあにしき。ダイヤモンドフェリーの昼行便に使われていた。
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