この春に引退した和田岬線の103系は2001年の電化開業から使われていた。今回はデジカメで撮影した思い出画像を集めてみた。2001年と言えばちょうどデジカメを使い始めた頃になり、当時の写真は撮っていなかった。デジタルで銘板やサボ等の記録が終わりかけてから、関西の各路線をきっちりと記録しようと思い、それから和田岬線の103系も撮影機会が増えてきたのだと思う。
末期にもたくさん撮っているが、初期の写真を見るといくつもの変化が確認できる。
電化直後の旋回橋を渡る103系電車。当時はまだ各地で103系が走っていて、注目度は低かった。沿線の倉庫群は解体されて跡地に大型マンションが建っている。
立派な駅舎もあったが、その後2009年に解体されて跡地はコンビニができた。
朝の和田岬駅前風景。2001年7月に神戸市営地下鉄海岸線が開通し、和田岬線の電化直後に地下鉄の和田岬駅が開業した。
兵庫運河を渡る。
川崎重工の横を走る103系。方向幕には小変化があり普通の文字が追加された。
北側の橋から撮った和田岬線。兵庫運河は元々貯木場として使われていたが、もう材木は浮かんでいない。
電化10周年でヘッドマークが付いた。
ヘッドマークは前後で違うデザインだった。兵庫行きの電車はほとんど撮っていない。
兵庫駅寄りの先頭車。R1編成のクハ103-247で、細かく見るとなにかと興味深い。最初から冷房車として製造された1973年製のグループである。右下に川崎重工の引込み線が写っている。
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