山陰本線の複線高架工事は2008年も各地で進められていた。動きとしては亀岡駅の橋上化が4月12日に完成した。嵯峨嵐山駅も6月14日に橋上駅舎が完成。11月21日に南口のエレベーターが完成して全面に竣工した。

12月14日からは馬堀～亀岡間の複線化が完成している。

この後2009年になると各地の工区で複線化の完成が続き、2010年3月に完成を迎えることになる。



山陰本線は単線で始まり、大宮通の下を通過すると複線化工事が始まる。左側は梅小路運転区になる。


左側に新線の下り線ができている。上り線には脱線ポイントがある。その右がはSLの運転線。


丹波口駅に向かう途中で左から梅小路からの短絡線が近づいてくる。その向こうは中央卸市場がある。


丹波口駅と二条駅の中間付近はこんな線形になっている。




円町駅は2000年の二条～花園間複線化完成時に開業した。


花園駅を過ぎると国道162号線の下を通るので高架が地上に降りている。


花園駅のさきではまた複線化工事が進む。


太秦駅が見えてきた。


太秦駅も1989年にできた新しい駅である。複線化完成までは2番線が上下本線の1線スルーだった。


太秦駅の先の複線化工事。右へ左へと増線工事が変化する。


前方に山が近づいてくると、嵯峨嵐山駅も近い。


嵯峨嵐山駅の手前になる。


嵯峨嵐山駅は仮駅舎で営業していた。2008年12月に橋上駅舎が供用になる。


馬堀駅の構内から亀岡方面を見る。


西川という小さな川を越える部分で新線に移行している。


旧線部分も補強しているようだ。


さらに亀岡駅に近づくと旧線区間に移行する。


上下線間が広がって、亀岡駅に接近。


亀岡駅の橋上化は供用しているが、工事はまだ続く。


113系は電化以来使われてきたが、2008年には福知山線に223系の新製があり、221系が山陰本線に運用されて、やがて113系は撤退する。