もう九州の駅でちゃんと撮っている所は少ない。それを承知で続けていくしかない。
筑肥線は博多から佐賀県の唐津を経て伊万里駅までの路線で、福岡市の通勤路線から海沿いを走り、唐津からは非電化のローカル線になる。国鉄時代には西新に親戚がいた関係で、何度も乗っている。通勤時間帯には客車列車も走っていた。
その後、縁が無くなってからは変化があり、1983年に電化され、地下鉄が開通して経路も変わっている。利用者にとっては博多駅や空港へのアクセスが向上した。
唐津までの電化は直流で103系電車が走った。それを撮りに行ったのは民営化の後になっていた。
デジタルで駅を撮ったのは2回だけで、それもわずかな駅を回っただけだった。
姪浜駅までは地下鉄開業によって廃止になった。空港と博多駅から便利になった。姪浜駅からはJR九州の筑肥線になる。
姪浜駅は北九州鉄道によって大正14年に開業した。1983年には電化と高架化で駅も新しくなる。かつては西鉄市内線の終点が姪の浜にあり、それは撮っている。地下鉄の暫定開業時にはバッテリーロコの牽引で車庫に引き入れたようだ。
姪浜駅の駅前。ヨットハーバーが近くにある。
姪浜駅からは下山門駅の方に福岡市交通局姪浜車両基地への引込み線がある。
姪浜駅に停車する303系電車。ホームドアも設置されている。
下山門駅の駅名標。国鉄末期の1986年に開業した。地下鉄の姪浜車両基地建設時に地元の要請で新設された。
下山門駅は電車の撮りやすい駅である。303系が到着。2000年の筑前前原まで複線化時に投入された。前頭部は普通鋼で側面はステンレス車体。デザインは水戸岡鋭治である。
下山門駅のホーム。
地下鉄の車庫はこの駅のすぐ南側にある。車庫の建設によって新設された駅である。
今宿駅に到着する305系電車。
今宿駅の駅舎は北側にあり、南側には三菱電機の工場がある。通勤時間帯はたくさんの社員が踏切を渡る。その向こう側で国道202号線が越えている。
この駅までは福岡市だが、JR九州の福岡市内の駅には含まれない。
今宿駅には保線側線もある。
305系電車が到着する。2015年に登場したアルミ車体の白い塗装である。
九大学研都市駅は2005年に開業している。九州大学の移転で伊都キャンパスの玄関口になる。この区間は1999年に今宿~周船寺間の高架化から準備工事が行われていた。ホームドアも設置されている。
103系は1500番台で当初は青い塗装だった。2015年からは305系の投入によって廃車が進んでいる。
福岡市交通局は筑前前原駅まで乗り入れる。1000系は1981年の天神~室見間の開業時から使われている。2000年頃にリニューアル工事を受けて1000N系になった。
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