今撮りたい駅として京都駅がある。その前に米子駅へ行き、昔の構内が残っていると言ったが、そんな駅も減ってしまった。京都駅は駅ビルこそ新しいが、構内とその前後の雰囲気は変わらない。それでこの夏に2回撮りに行っている。さらに夕方の駅ビル風景を撮る予定だったが、まだ実現していない。日没が遅い時期だし、気温も高くなって躊躇している。しかし、外国人観光客が溢れる京都駅の情景は暑い季節に撮っておきたいと思っている。
写真は自分で何を撮ろうかと考えて実行するのが楽しい。時間稼ぎに昔の京都駅を発表する。33年前の夏に撮った京都駅の1日をカラーで撮っていた。カラーのデジタル化は最近になって満足度も増している。雑誌の取材で都ホテルに泊まって撮ったのと、別の日に追加取材もしている。
民営化後だが、まだまだ国鉄型車両が大活躍していて、夏の臨時列車もたくさん走っていた。ブルトレのデータは間に合わなかった。
しかし、夜行列車と新幹線のデータが準備できた。駅で列車の夜景を撮るというのはあまり行わない。旅先で夕暮れに三脚持って駅へ行くぐらいである。大阪駅なんかは夜行に乗る前に少し撮影することがあるが、京都駅で夜に徘徊することは無かった。この時はそれが仕事だから深夜と早朝の列車も撮っていた。上りの「さくら」なんか6月ならかなり明るいし、もっと前から撮っておけばよかったのにと思った。
取材日は夏の臨時列車も運転されていて、帰省臨と登山やリゾート地への電車も運転されていたのが良かった。
宿泊したのは八条口の都ホテルで、非常階段が新幹線の撮影ポイントになっていた。ここで懐かしい100系も撮っている。
早朝の京都駅に東京行きのブルートレイン「さくら」が到着する。なんとか高感度(ISO200)で撮影で来た。その前の「みずほ」は真っ暗だった。6月だったらもっと明るいのにな。
京都駅の1番ホームに停車する「さくら」。最後部は長崎始発のスハネフ14熊本運転区所属。
特急「日本海」は2・3号は客車がJR東日本持ちで青森運転所の24系25形で、大阪行きは早朝に着く。1990年の9月改正では編成が方転される。
撮影チャンスの少ない「つるぎ」も発車直後の後追いは順光で撮影できた。左端には近鉄電車も見える。
大阪駅を目指して長野からの急行「ちくま」が発車する。
昼間にも夜行列車は走る。札幌行きの豪華列車「トワイライトエクスプレス」が昼前に発車する。1989年からツアー商品の団体列車として運転を開始していた。スイートやロイヤルを含む寝台車とレストランカー・サロンカーを連結した豪華列車で、2015年まで運転されていた。
何度もお世話になった急行「きたぐに」は583系が使われだしたのは1985年から。その後、塗装が変更になったが2012年に定期運転を終えるまで走り続けた。
EF6641[下関]の牽く下り「はやぶさ」。深夜の京都駅は忙しく「さくら」は撮り逃した。
山陰本線からは東京行きのブルートレイン「出雲」が到着する。ここで牽引機がDD51からEF65PFに変わる。
急行「くろよん・ちくま」臨時列車に山男たちが乗り込んでいく。昔は通路まで満員で走ったものだった。
撮影に利用したホテルでは滞在可能時間をフルに利用した。何度も部屋に帰ってシャワーした。非常階段からは新幹線も撮影できた。
古い撮影記録を見ても一度にこれほど夜行列車を熱心に撮ったことは無かった。カラー写真は昼間の晴れた時に撮るものという考えが強かった。まだ国鉄型車両が活躍し臨時列車もたくさん運転されていたこの時期に撮れた貴重な記録になった。
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