吹田貨物ターミナル駅は計画通りに完成し、岸辺駅も橋上化になった。貨物駅の北側には大きな病院やマンションが建った。岸辺駅から普通に乗れば4つ目の駅が大阪駅で、利便性は抜群である。ホームから通過する貨物列車も見ることができる。

　大阪の貨物駅は大阪貨物ターミナル駅・百済貨物ターミナル駅・安治川口駅があり、さらに兵庫県には神戸貨物ターミナル駅と姫路貨物ターミナル駅がある。もうその先は岡山の先まで無いし、手前には京都の梅小路にある。コンテナ輸送の拠点はこんなに減っていて、各地の事業所からトラックで運ばれてくることになる。

　吹田貨物ターミナル駅は関西の中心駅で、ここから大阪貨物・百済・安治川口とさらに西の方へ行く貨物列車が発車することになる。

橋上駅の工事が進む岸辺駅。完成は2012年3月17日で、その後旧駅舎は解体され、跡地にエレベータができる。


橋上駅工事中の岸辺駅を西側から見る。下り普通電車後部より撮影。


南北自由通路から見た吹田貨物ターミナルの西側。こちらに荷役のスペースがある。その手前は留置線になる。EF66が左端で出場してきた。


吹田貨物ターミナルの東側は引き上げ線や留置線で千里丘駅に達する。


中間に保線基地もある。その右が複々線の本線と下りの貨物線。


岸辺駅の上りホーム東端から南北自由通路を見る。手前の線路は下りの貨物や特急が通り、さらに入出庫の車両が通る。吹田工場の試運転なども通る。


岸辺駅の上りホームから撮った吹田貨物ターミナルの工事。短絡線は無くなり、その後は荷役エリアになる。その東側は留置線になる。


有名撮影地になった岸辺駅上りホーム東端からの撮影。下り貨物がアップで撮影できる。北陸からの貨物は上り列車になりややこしい。


吹田貨物ターミナルの北側を通過する上り貨物列車。


これは北側のマンション建設工事。線路との間に緑地帯がある。


岸辺駅の東端部。ホームは少し伸びている。


岸辺駅の上りホーム東端からの風景。右端には阪急の正雀工場がある。そこからは摂津市になり、吹田市の東端部になる。


吹田第七信号場で停止するEF210牽引の下り貨物。


橋上駅が完成すると岸辺駅の上りホーム西端部は立入禁止になった。撮り鉄は再び東端部に集まるようになる。