越戸からは足助という所へ行き松本建設のナローを撮影した。ここは製材所で508ミリゲージの軌道があり、内燃機関車を使っていた。ちょうどレイルマガジンの別冊で発表されていて、是非行ってみたいと思っていた。
会社名も松本製材から松本建設に変わっていて、総合建設業に発展していた。道路に沿って製材所から貯木場まで伸びていて、途中に製材の乾燥場がある。さらに短い支線もあり、機関車は大小二両の小型内燃機関車が走っていた。
小規模ながら変化に富んでいて、運転回数も多かった。こんな軌道が存在していたのかと驚かされた。
製材所内の急曲線があるのでボギーのDLが使われていた。
終点には貯木場がある。構内は道路と川に挟まれていて、その間をナローの軌道が材木を運んでいた。

508ミリゲージのボギーDL。訪ねた時には社名が松本建設に変わっていた。
貯木場で停車中。
連結棒は屋根上に装備している。
乾燥場と道路の間を運材列車が通過する。
支線の加工場にはさらに小型のGLがいた。
支線には川を渡る鉄橋があり、そこが撮影ポイントになっていた。
L形機の方はまだ社名が松本製材だった。
この機関車には横田自動車 岡崎市 の銘板があった。
製材所の工程が平行する道路からすべて見ることができた。

2両の機関車がすれ違うシーン。
・
コメント