掛川から二俣線に乗り、ナローの保存機を撮りに行った。さらに遠州鉄道の電車も撮っている。遠州鉄道といえば西ヶ崎に電気機関車がいるので1975年に撮りに行っている。今回は北端部を撮り、こちらも全線乗車した。帰りは浜松駅で荷物列車を撮った後、電車で菊川駅へ戻った。

 東海地方はこれまでにも何度も撮っているが、話題は尽きない所だと思う。この年の1月から行って撮れなかった天竜土建は会社の倉庫にフォード製があるのだが、休日に行っても撮れないことがわかり、出張の終わった時に寄り道して撮影できた。しかし、障害物が多すぎて、まともには撮れなかった。
8507104 掛川キハ20-510
掛川駅で発車を待つ二俣線のキハ20-510。前面強化している。

8507105 掛川キハ20-416
キハ20-416を先頭に走ることになる。これに乗ってローカル線の旅を楽しんだ。

8507106 掛川キハ20 416
キハ20の車内。先頭右側の2人用席は前面展望ができて乗り鉄にはロイヤルシートと呼ばれていた。

8507118 天竜林業高校SK
今回訪ねたのは天竜林業高校で、ここには元東京営林局水窪営林署で使われていた酒井3.5トンC16型が保存されていた。あまり状態は良くなく、その後撮り直しに行っている。これはガソリン機関車だった。後に整備されて高知県馬路村に移されている。

8507124 遠州鉄道87
西鹿島駅へ行くと遠州鉄道がある。当時は30形が活躍していた。

8507125 遠州鉄道西鹿島駅
にしかじま駅の構内。右側に駅舎がある。

8507126 遠州鉄道34西鹿島
ホームにはモハ34が止まっていた。昭和33年から長年にわたって増備され、ナンバーの付け方が変則的で知られている。

8507128 遠州鉄道28西鹿島
モハ28もモハ30形だが、10両を越えて数字が減っている。方向幕が付いている。

8507129 遠州鉄バス西鹿島
駅前で遠鉄バスも撮っていた。

8507133 遠州鉄29遠州小松
場所を変えて遠州小松でも撮影。

8507134 遠州鉄82遠州小松
クハ80形の82。沿線の柵は外国製レールが使われていた。(発表済み) この年の12月には浜松方の高架工事が完成し、新浜松駅ができた。1975年に来た時に馬込駅も撮っていた。

8507203 EF6233浜松
浜松駅も1979年に高架工事が完成した。新幹線と並ぶ高架線にはEF6233[下関]が牽く上り荷物列車が止まっていた。

8507204 浜松113
下りの113系普通が到着。すでに冷房化されている。

8507205 EF6233EF65534浜松
EF65534[稲沢]の牽く上り貨物が追い越していく。

8507233 天竜土建フォード
浜岡原発でホールボディを受けて帰る途中にも天竜土建へ行き、ようやくフォード製が撮れた。と言っても工事現場で使う標識等に埋もれていた。

8507313 天竜土建フォード
横から撮るとこうなる。誰がこれを見つけたのだろうか。改造されてモーターカーといった感じである。その向こうには工事用機関車もいる。