阪神の西宮付近では高架工事が進められていたが、1998年5月には下り線が高架になり、2001年3月に上り線も完成する。この時に西宮東口駅は廃止されることになる。西宮駅と西宮東口駅間は距離が短く、高架になった西宮駅は少し東側に移動したので必要無くなったと言える。

高架工事完成直前の西宮〜香枦園間を走る9000系。

宮西町踏切を通過する阪神の8215F。道路は建石筋で北側から撮っている。

線路の南側から撮影。このすぐ後ろは国道43号線である。

大阪駅の北西側を歩く。高架下には物流関係の施設がたくさんある。かつては駅の南側にまでヤードがあり、線路が通っていた。

大阪駅の北側はその後再開発工事が始まる。広大な貨物駅は2013年に廃止され、機能は吹田貨物ターミナルやその他に移されることになる。

梅田貨物駅は昭和初期に大阪駅の貨物機能を分離したが、いずれ廃止になり、再開発工事が始まる。この部分でかつては線路が横切っていたようだ。

大阪駅の高架沿い道路から梅田貨物駅を見る。奥で工事しているビルが何かわからなかったが、2001年11月に開業したヨドバシ梅田ではないのか。


381系のパノラマグリーン車を連結した「スーパーくろしお」が西梅田1番踏切を通過。

関西空港行きの特急「はるか」が梅田貨物線を走る。この区間も2023年3月に地下線に変わり、踏切が廃止された。

関空特急「はるか」の京都寄りには荷物室のある車両が連結されている。これは京都シティエアターミナルからの荷物輸送を行うためだった。利用者が少なくて2002年10月に廃止され、その後編成を逆にしてグリーン車を京都寄りにした。

西梅田1番踏切を通過する「はるか」のグリーン車。京都駅から乗る時はグリーン車に乗るのに先頭まで歩かないといけなかったが、荷物輸送廃止で編成を反転されたから一番手前で乗れるようになった。

283系の特急「オーシャンアロー」も通過。2012年のダイヤ改正で「くろしお」に統合された。

DE101164[吹田] 梅田貨物の入換で使われるのが吹田のDE10が2両常駐していた。2013
年の貨物駅廃止まで働いていた。

DD511192[宮原]が天理臨の牽引で使われ、天理駅手前の留置線で休んでいた。

天理の留置線には客車と気動車が停まっている。毎月26日に運転されたようで、今でも阪神から直通の天理行き快速急行が運転されている。

天理駅に近い公園で保存されているD51691は1971年に奈良区で廃車になり、その後設置された。綺麗な状態が保たれている。これは1972年5月の新入部員歓迎コンパの時に撮っていた。
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