加古川線といえば関西で非電化ローカル線として知られていたが、2004年には電化して電車が走っている。これには1995年の阪神大震災で迂回路としての機能が果たせなかったことにも寄るが、電化しても線路規格は低く、かつての交換可能駅も単線化が進んでいる。特に西脇市〜谷川間は列車本数が少ない。
加古川寄りの区間は通勤客も多いが、厄神駅から先は昼間の運転本数が1時間1本になる。車両基地は厄神駅にあり、網干総合車両所の派出がある。その横を通っていた第三セクターの三木鉄道は2008年に廃止された。神野〜厄神間には加古川に沿った農地を通る区間があり、効率の良い撮影ポイントである。朝には霧がかかることも多かった。
起点の加古川駅は2003年に山陽本線の上下線が高架になり、加古川線も2004年12月19日の電化と共に高架化が完成した。
加古川駅の5番線に到着した125系単行。
日岡駅に到着する電車の先頭部から撮った構内。1線スルーの様だが、出発信号機は片方にしかない。
古い木造駅舎が残る日岡駅。ホームの高さは電車に合わせて嵩上げされている。
神野駅の構内。2010年には北口駅舎もできている。
神野駅も古い木造駅舎が使われている。有人駅だったが、2022年にはみどりの窓口が廃止となり、無人駅になった。その後駅舎も改築されている。
電化時から沿線出身の横尾忠則がデザインしたラッピング電車が運転されていた。最初に登場したのが「見る見る速い」で2011年まで運転された。この電車は増備されて4編成ができて、全部撮影するのは大変だった。
厄神駅の手前は車両中心の写真が撮れる区間で、編成写真やサイドビューを撮りに何度も出かけたものである。
厄神駅は三木鉄道と連絡していたがそれも廃止になり、車両基地があり、当駅で折り返す電車も多い。駅舎は1999年に橋上駅化された。駅員も配置されていたが、2022年に無人化されている。
歴史的には大正2年に播州鉄道の国包駅として開業した。
厄神駅から構内を見る。右端に廃止された三木鉄道の廃線跡がある。左の方には加古川線がカーブして、この先で加古川橋梁がある。正面には車両基地があり、さらに遠景の山はNHKのアンテナがあり、正法寺展望広場は有名な撮影ポイントになっている。
厄神駅を過ぎると加古川を渡る橋梁がある。古い橋脚も残っている。播州鉄道開業時から使われているが中央部のトラス橋は昭和末期に架け替えられている。全長は333メートルで加古川線では最長である。
正法寺展望広場から撮った加古川の絶景。左側に厄神駅がある。
市場駅は電化と共に改築された。
電化初日の朝。市場駅の構内。
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