今回から1987年に突入かと思っていたら、まだ未発表のカラーデータがたくさん見つかった。そういえば1986年の後半が冴えなかったのは、ほとんどカラー中心で撮っていたからだった。
実は7月で会社を辞めてフリーカメラマンになっていた。モノクロの撮影数はかなり減ることになり、カメラ2台はカラーで使うことが普通になる。
フリーになって初日は和歌山線で走ったC56の撮影だった。それからすぐにヨーロッパへ二ヶ月行って、帰国後は福知山線の電化関係を取材していた。
いよいよ福知山線のルート変更が迫っていて、武田尾の突き当たりまで行って12系客車の普通列車を撮影した。12系は白線無しに変えつつあったが、揃わなかった。
武田尾の渓谷を走るDD51牽引の旅客列車。このルートは8/1に新線のトンネル経由に切り替えられた。
会社を辞めた初日は和歌山線でSL撮影。C56160が12系客車を引いて運転された。
SL大和路号は王寺駅から和歌山線を通り、桜井線で奈良駅までを走った。
浜松駅で撮った117系快速。1982年から名古屋地区でも使われている。
いよいよ福知山線から山陰本線の城崎までが電化されるので、その前日に最終日の撮影に出かけた。
黄色の113系は新三田発のが走っていた。
特急「まつかぜ」は廃止になるので、さよならマーク付きを記録した。
電化初日には記念列車にEF65PFが入線した。これはかなりレアだった。篠山出身桂文珍さんのイラストがある。
特急は城崎まで「北近畿」が運転された。上りの記念列車は城崎駅で出発式があったのだろう。
特急「北近畿」は485系の改造車が多く使われたが、その後交流機器撤去で183系に改造される。
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