いよいよ激動の1986年が始まる。最初からフルスロットルで山口線の撮影に臨んだ。大晦日には仁保〜篠目の二反田で車中泊し、元日からC571の牽くやまぐち号を3日間にわたって追っかけ回した。
やまぐち線の撮影はこれまでにも回を重ねていて、いろいろな失敗もあったが、当時は機材も充実していたし、周りのカメラマンもレベルは高い。雪景色の中を走るSLをたくさん撮影することができた。真島さんのグループも来られていてニアミスもあった。
二反田から歩いて山腹の撮影地でスタンバイ。真っ暗な時に三脚を立てていた。こんな所でもたくさんのカメラマンが集まっていた。
やまぐち号を待つ間には何本もの気動車が通過した。
やがてC571の牽くやまぐち号が通過。小雪が舞っていてこの先で空転があったのもビデオで記録している。
篠目から先は雪景色だった。津和野から戻る列車は雪景色の大俯瞰が撮れた。
翌日は定番の大山路へ行く。300ミリで正面から撮影できた。
追っかけ組がみんな集まる徳佐のカーブも雪景色。
小郡行きのやまぐち号が長門峡駅を発車。
キハ181の「おき」も撮れる。
長門峡駅を発車したやまぐち号。追っかけの途中で撮れたが、凄い爆煙だった。
どんなに難しい露出も外すことはなかった。技術的にもかなり充実していたと思う。レンズも明るいのを何本も持っていた。
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