福知山線の宝塚〜生瀬間には惣川という元貨物駅があり、そこから砕石の発送が行われていた。線路に敷くバラストの輸送で、近くの採石場からベルトコンベアでホッパーに運ばれ、ここからホキ800型貨車に積み込まれた。
かつてはD51が使われて惣川の工臨として走っていた晩年を高校時代に撮影している。その後牽引機はDD51に代わり、さらにDE10が牽くようになっていた。
いつ走るかはわからないが、この付近は時々通る所で、何か変化があると撮るようにしていた。この時の状態はよくわからないが、バラストを積んだ貨車の上でたくさんの作業員が働いていた。
それから別の日には能勢電鉄で1000系電車のさよなら運転と撮影会があり、平野駅と日生中央駅で撮影した。阪急の1000系はまた違うが、学生時代から何度もお世話になった電車とお別れしてきた。
惣川の工臨は何度か撮っているが、作業しているのに遭遇したことは少ない。こんなに作業員がいたのか。左側にウインチがある。
側線から片勾配でブレーキを緩めると宝塚駅の方へ動いた。この側線は西宮市にあるが、左の道路からは宝塚市になる。右側を福知山線が通っている。
砕石のホッパーには宝塚市にある採石場からバラストが送られる。左端には福知山線の第一武庫川橋梁が見える。
能勢電鉄の平野車庫。1700系が並んでいる。元阪急の2000系を種車として1990年から運用している。
平野駅の構内全景。
平野駅に停車する1500系。1983年から導入された元阪急の2100系。塗装はイメージアップのためにクリーム色の新色が1994年に制定された。ファンからは「フルーツ牛乳」と呼ばれた。
川西能勢口行き1700系が到着。
1051+ 1000系のさよなら電車が到着。
1001+ さよなら電車が入庫する。
1051+ ホームはファンで溢れていた。
1000系は日生中央駅の待避線で展示された。1000系は4連が2編成あったが、1992年頃からは予備的存在だった。1998年には6連になってラッシュ時のみ使われたが、2000年6月に6連運用が消滅し、運用を離脱。以後はイベントで走るのみだった。
1000系は元阪急の1010系と1100系が種車で1986年から就役した。2000年に運用が終わり、この日は能勢電でさよなら運転が行なわれた。さらに5月では阪急正雀工場での展示を最後に廃車。
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