阪神電気鉄道の高架工事は深江・青木駅付近の下り線が2015年に完成し、上り線は2019年だった。その前の2002年には住吉〜魚崎間が高架になり、神戸市内の高架工事が完成し、実に長い工事期間だった。
神戸市内といえば1995年の震災で石屋川方面の高架が落下して大きな被害があった。その工事が完成してから、引き続いて東部の高架工事が始まったことになる。
芦屋市内は主要道路がアンダーバスで連続立体化事業には参加していない。そのためにいくつもの踏切が残っている。
2008年は本線の北側に仮線の用地を整備する工事が始まっていた。
市営の魚崎南住宅前の花壇。この横でも下り電車を撮影できた。9300系が通過する。
芦屋駅を発車した下り電車はすぐに神戸市内に入る。この付近も震災で大きな被害があった。前方に津知道踏切が見える。ここから高架工事が始まる。すでに仮線の路盤が出来ている。
下り電車が深江駅に接近する。まだ旧駅が残っているが、いずれ撤去されることになる。
青木駅は2面4線で折り返しのポイントもある。震災復旧時にこの駅まで開通したことがあり、乗り降りした人も多いと思う。その向こう側に魚崎南住宅が見えている。
仮ホームの建設が進む青木駅を西側から見る。
青木駅の工事を俯瞰する。
手前は魚崎横屋東踏切で交通量の多い魚崎幹線と交差する。すぐ南側が43号線の瀬戸交差点である。
魚崎横屋踏切付近の仮線用地。
右側が魚崎南住宅で工事撮影の足場となった。
上り仮線のレール敷設も始まっていた。
下り電車が魚崎駅に接近する。右側で仮線工事が進んでいる。
魚崎駅を発車した上り電車先頭部から撮影。前方に魚崎南住宅が見える。
魚崎駅は天井川の住吉川上にあり、ホームは変わらないが、その前後区間で高架工事が行われた。駅の西側で六甲ライナーが交差している。
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