神戸市内の連続立体化事業はどうも期間が長くかかっていたような気がする。それだけ丁寧な工事を続けていたことになる。それでも写真は撮り続けていたが、あまり語ることは少ない。1年ずつ進めても時間がかかるので、今回は2014年と2015年の2年分をあげてみたい。2015年12月には下り線の　高架が完成することになる。

　　ところで何度も出てくる青木駅は「おおぎ」と読んでちょっとした難読駅になっている。すぐ海側には東神戸フェリーターミナルがあり、九州と四国へ向かうカーフェリーが一日中ひっきりなしに発着していた。これは瀬戸大橋の開通時に四国航路が減少し、阪神淡路大震災で被災して1999年に閉鎖している。　


上り電車の前部より見た津知道踏切付近の工事状況。下り線の高架橋工事が進められている。


下り線の高架切り替えが近づく津知道踏切。前方に芦屋駅も見えている。


深江駅の下り高架線も完成に近づいている。これが完成すると、下り仮線を撤去して、その跡で上り高架線の建設が始まる。


仮線の深江駅を西側から見る。その右側で高架橋ができている。


青木駅構内の東側。青木駅は上下線共に待避線があるが、ラッシュ時や回送の待避で使われる。


地上時代の上りホームから見た青木駅西側。


下り線の高架駅も関西が近づく青木駅構内。これは西側から撮っている。

青木駅を発車した下りジェットカーが魚崎横屋東踏切を通過。


魚崎南住宅より撮った高架工事。手前が魚崎横屋東踏切になる。市バスも走る交通量の多い踏切もいずれ廃止になる。


魚崎南住宅より望遠で撮影した青木駅の高架工事。下り線の工事が進められている。


上り仮線を走る9300系と上り線の高架橋工事。


魚崎駅東方で高架切り替え地点の工事状況。高架橋の建設が進んでいる。


魚崎側の高架橋は完成し、すでにレールも敷設されている。下り線の開通はこの年の12月になる。