東海道本線の芦屋駅は最近になって駅の南側で増床が行われている。それで駅のデザインも変わったのだが、工事はまだ続きがあり、駅の南側を再開発してバスやタクシーの乗り場を整備して複合ビルもできる。駅からはペデストリアンデッキもできるようである。
工事の様子は記録していたので、それをまとめる予定だったが、さらにもっと前からの変遷をモノクロ写真で集めてみた。
ちょうど私が鉄道に興味を持ち始めた頃には古い木造駅舎が使われ、ホームへ行くには地下道を通っていた。芦屋駅は近いけどいつも利用することがなく、早い時期に橋上化になっていた。古い駅舎は奇跡的に1カット撮っただけで、記憶はない。
橋上化の後にも駅の北側では再開発工事が進み、古い街並みはいくつものビルに変わっている。駅前の街並みはよく利用したが、写真はほとんど撮っていなかった。
駅はさらに大きな駅ビルに発展し、駅前もビルに変わっていったのは少しずつ記録していた。
その後震災で大きな被害があり、辛い時間も経験している。
たまたま撮っていた芦屋駅の高架工事中。
上りホームから見た構内。モンテメール本館は1980年10月にオープンしている。
駅北側の再開発工事が進んでいる。まだまだ古いビルも残っていた。
芦屋駅の北口。ペデストリアンデッキの工事中だった。
民営化後の芦屋駅構内。EF65牽引の上り臨時列車は珍しくもホーム側に入線している。左はしには立体駐車場がある。
線路の南側にできた集合住宅から撮影。さらにもう1棟建設される。
芦屋駅構内を西側の跨線橋から撮影。右側には保線と電力の作業所がある。
工事が進む北側の様子。ラポルテ東館11月11日オープンと読める。左下がタクシー乗り場になる。
バス乗り場も工事中。
駅西側の事業所には側線跡も残っていて、利用もされていたかもしれない。
駅西側のコンクリート製歩道橋。これは非電化複々線時代からあり、大正末期の建設と思われる。現在も使われている。この時の写真は「阪神間鉄道回顧録」出版のために現状記録でたくさん撮っている。
芦屋駅西側の跨線橋は自動車も通れるようにできていたが、いつからか歩道専用になっていた。
南口の駅前。道路の向かいは商店が並んでいたが、震災でほとんど倒壊していた。
駅の南口。こちらにもタクシー乗り場とバス停がある。
芦屋駅の南口。バックのモンテメールは屋上から撮影できた。
芦屋駅南口の商店。
芦屋駅のホームを南側から撮影。ホームの屋根は木造で、昭和初期の建設かもしれない。
1995年1月17日の早朝に阪神淡路大震災が起こった。芦屋駅でもホームに大きな被害を受けている。
被害状況を南側から撮影。
応急工事で大阪側からは運転が再開した。1月25日に甲子園口〜芦屋間が運転再開。
運転を再開した芦屋駅の南口。橋上駅はまだ使われなかった。
下りの列車線にホームを伸ばして階段からホームに上がっていた。
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