もう会社を辞めるのは決めていて、ゴールデンウィークには有休も使ってヨーロッパへ行ってきた。ヨーロッパの鉄道といえばTEEが有名だが、さらに高速の列車もできている。短期間だが、有名な列車を一通り見ておきたかった。
特にドイツでICEという列車が開発中で、もし可能なら撮影したいと思い、鉄道雑誌社に問い合わせたりしていた。
すでに機関車の写真はかなり発表しているし、それ以外の写真を撮る余裕はほとんどなかったが、未発表の写真を集めてみた。
ヨーロッパに着いて2枚目の写真。電車からSBBのRe4/4IIを撮影。
何のボンベだろうか。これからユーレールパスで各国を回って写真を撮ることになる。
バーゼルに移動して駅前で市電を撮影。
バーゼルは雨だった。なんとなく薄暗い気がした。これから夜行で南仏へ行くことにする。
バーゼルはフランスとドイツの国境がある。これはRe6/6である。
アビニオンでは初めてホテルに泊まった。ここでTGVも撮れた。
マコンでもTGVを期待するが、こんな貨車が撮れた。
フランスのローカル線ではこんな電車が使われていた。
メーリングはミュンヘン〜アウグスブルク間にあり、ここで初めてICEを撮影できた。待っている間にたまたま通過したキヤを撮っている。まるでレールバスである。
貨車なんて撮れる余裕はなかったが、こんな珍しいのにも遭遇して、しっかり記録していた。
初めてのコブレンツはICEの回送を撮りに行った。時間が分からずに雨の中で粘っていた。その対岸では工場のスイッチャーが見えた。
オランダといえば犬鼻電車が有名だが、これは高速電車ではない。保存鉄道のSLを撮りに行ったが、何も撮れず、スイッチャーを撮ったのが成果だった。この写真にも写っている。
デンマークにも行っている。ここで人魚像までの観光もした。その頃はチェルノブイリ原発事故で騒がれていたようだが、まだ気が付いていなかった。翌日にベルギーで売られている新聞がチラリと見えて知ることになる。
カラーではもっと撮っているのだが、モノクロのカット数は少なかった。どこへ行っても珍しい車両でいっぱいだったが、ほとんどは見ているだけで我慢するしかない。
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