これまでに撮影したデータのまとめで、いくつかのやり方で進行中である。大きく分けるとモノクロネガ・カラーポジ・デジタルデータの3種類がある。いずれも数は多く、出版社から依頼があれば、すぐにセレクトして送る必要がある。それはギガファイル便を使っているが、その作業は数分で終わる。メールをいただいてから早ければ10分くらいでデータを送ることができる。昔なら、その作業で何日もかかっていたものだ。新しい写真を探すのは記憶もあって探しやすい。しかし、古い写真は撮ったことも忘れているのもあり、きっちりと種類で分類することが大切である。それがなかなか難しい。
今進めているのがモノクロポジの並べ替えである。撮影順のリストはあるが、種類別のフォルダも作りたい。それならセレクトの時に的を絞って早く探せる。
意外と厄介なのは種類分けで困難なのがある。廃車か保存かとか。特急も回送や留置はどうなるのか。車両と列車は分ける方がいいのか。
さらによく調べると撮ったはずなのに無くなっているデータがある。それはデータの移し忘れだと思う。それで、それをチェックする作業をしている。思ったよりはたくさん移し忘れを発見している。
こういった作業をしていると、こんなのも撮っていたなと思い出すことが多く、それはありがたい。しかし、少ししか撮っていない会社や形式があり、もっと平均的に撮っておけばよかったのにと思う。
写真だけでなく、テレビの番組を見ていても人を写すというのが難しくなっている。写真を学ぶ時にはいつも中心に人物撮影があった。もう祭りの写真なんか不可能かもしれない。鉄道写真でも運転手の顔が写っているだけでNGになる。さらに駅のホームから撮った写真も使えなくなっていることがある。究極は車両まで撮れなくなるかもしれない。
AIというのはまだ理解していないのだが、相談ダイアルなんかもう人が対応していないと聞いている。写真でもAIで対応できることが多くなってくると思う。もう富士山バックの新幹線なんか撮る必要がなくなるだろう。しかし、個別の写真までは対応できないから、まだまだカメラマンの仕事は無くならない。しかし、写真の仕事が減ってくると、メーカーもいつまでプロ機材を作ってくれるのか保証はないかもしれない。
しかし、写真はパソコンで保存できて、そこから活用できるのはありがたい。その作業を延々と続けている。モノクロネガのフォルダーを完成できたら、次はカラーポジとデジタルデータにかかることになる。ポジのデジタル化は一時解決したと思ったが、途中から中断している。技術的な問題を後回しにして、できることから進めている。
きっちりと処理していると、出版社から依頼があったときにすぐに対応できる。10分くらいで入稿することもできている。ギガファイル便で送っている。それなら古いポジの処理も早く進めたい。これは自分の問題になるのだが、他にもたくさんの先輩達が撮った写真はどうなっているのだろうか。それには第三者が扱うことになるのだが、パソコンオタクにはできない仕事になる。学芸員よりも学者級の知識が要求されるだろう。
自分の写真は撮影場所と撮影日を入れ込んで保存している。それに何が写っているかもわかるようにしている。それだからすぐにセレクトできるのであって、いくら貴重な写真が大量に存在しても、データがないと使えないだろう。そういう意味でもブログにあげて説明文をつける作業は重要である。わがブログも、アップした直後にテーマ別のワードに並べ直している。とにかく毎日たくさんの写真を処理しないといけないと思っている。
悩みはもっとたくさんある。我々のやっている写真も進化していて、技術的についていく必要がある。スチール写真でもスマホでコントロールするのだが、しばらく撮っていないと操作を忘れてしまう。もう1年以上使っているのにな。この歳になってまだ写真を撮りたいのは、これまで撮れなかったレベルの高い写真に挑戦できるようになったからで、このチャンスは逃したくない。
もうパソコンを使い出してから長い年月が経っている。最初は1985年ごろからで、それを使って「ないねんリスト」を発行したこともある。その後、パソコンから離れてワープロを愛用することになり、その後、2000年ごろから編集にマックを使うようになり、インターネットも使っている。その頃のホームページやブログではたくさんの知識を得ることができた。それが最近ではネットで得られる情報の質が落ちているような気がする。やたらと古い情報や販売サイトが多い。
扱いに困るのかがこの手の車両。船小屋のGLは何度撮りに行ったことか。綺麗に保存されたこともあったが、今はどうなっているのかな。
車両メーカーから出てきた特急用車両。特急の歴史を語るのに外せない。
福知山線の廃線跡。こういうのも撮っていて、データが埋もれないようにしておきたい。
万博のラッピング車両は各社で登場していて、撮り甲斐も感じる。
今回の目玉が北大阪急行の延伸で、ラッピング電車も登場していた。
こんな9000系は知らなかった。さらに特急「ひのとり」も変な感じ。
すでに200タイトルを超えました。特急から貨物まで珍しいシーンがいっぱいあります。
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コメント
コメント一覧 (2)
出版社側の判断でしょうか?
理由がよくわかりません。
nainen66
が
しました
出版社には鉄道会社から苦情が来るようです。
nainen66
が
しました