人気の飯田線は出馬駅から静岡県に入る。ダム建設のために険しい山岳地帯を貫いて建設された路線になる。三河川合駅から先は三信鉄道によって開通し、昭和18年に国有化されている。
今回は出馬駅から向市場駅までをまとめてみた。2022年に撮影した最後の区間になる。
東栄を過ぎると国道151号線から離れ、道路と鉄道は別のルートになってくる。山里の風景で213系が走ってきた。
出馬駅から静岡県になり、2005年浜松市に編入されている。
出馬駅は無人の棒線駅で、乗降客数は最近0人を記録している。
上市場駅は出馬駅から0.6kmで飯田線では最短の駅間距離になる。
浦川駅は駅舎もあるが無人駅で、かつては貨物も扱っていた。
かつては小野田セメントの側線もあった浦川駅の構内。
早瀬駅は道路に沿ったホームへ降りる階段がある。
下河合駅は棒線駅だが、かつては貨物側線があった。
中部天竜駅は「佐久間レールパーク」へ行くために訪問したが、その後レールパークは2009年に閉鎖した。この地域の中核駅で職員が常駐している。
かつては車両基地もあった構内。
213系電車が留置されていた。
佐久間駅から先は2022年、最後に訪ねた区間になる。旧駅舎は1989年に解体され、その後町立図書館ができて、一部が駅の施設になっている。
佐久間駅構内は保線側線がある。島式ホームがあるが、2008年に棒線駅化されている。
この駅から先は大嵐駅まで佐久間ダム建設によって経路が変更になった区間になる。
佐久間〜相月駅間には長いトンネルがあり、車で行くと遠回りしていく。道路より高い所に駅がある。
相月駅はトンネルに挟まれた棒線駅である。
城西駅は飯田線の経路変更により昭和30年に開設された。駅舎はあるが無人駅である。島式ホームがあるが、1面撤去で棒線駅になっている。この先には対岸に渡らないので有名な第6水窪川橋梁がある。
城西駅のホームに313系電車が到着する。
長年の憧れだった第六水窪川橋梁を渡る213系。鉄道ファンになった初期に鉄道ジャーナルに写真が載っていたと思う。
向市場駅は水窪駅の手前にある棒線駅。この辺りまでは並行する道路があるが、水窪駅から先が大変だった。
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