貴志川線といえば南海電気鉄道の時代からかなりの回数は行っている。当時は1200系が使われていて、大池遊園あたりの風景が気に入っていた。さらに岸和田の先輩と一緒に南紀方面に出かけることがあり、ローカル私鉄巡りで必ず寄っていた。
といっても目的は車両重視と風景写真で、駅などの施設はあまり撮っていなかった。今回は紀州鉄道とセットで一泊旅行にした。和歌山駅の東口に安いビジネスホテルがたくさんあり、そこに泊まって前日の夕方から撮影を開始した。
実は和歌山電鐵の電車は和歌山駅に停車シーンを外側から2箇所で撮れる。到着と発車を別の場所から撮ることになり、電車が着くと、移動して両方とる。さらにホームのスナップも撮れる。問題は電車に乗ることで、どこかからJRに乗って行けば問題はないのだが、和歌山駅から乗る場合は困ることになる。それで夕食の時に入場券を買って中に入り、和歌山電鐵の切符売り場で聞いてみた。問題は一日乗車券を買う時だが、改札口で申し出ると無札で入場できるようだ。ところが東口は駅員がいないこともある。その場合はインターホンで頼むことになるようだ。運よく翌朝は駅員がいたので中に入り1日乗車券を買うことができた。
すでに撮った駅は省いて、できるだけたくさんの駅で降りて撮影した。朝の通勤時間帯はそれなりにたくさんの人が乗っているなと思った。岡崎前で学生が降りると、その先は乗客も激減する。
この日は雨の予報だったが、幸いにも雨は降らず、撮りやすい曇天だった。昼過ぎには撮影を終わり、早めに帰ってきた。
駅の外から和歌山駅を発車する電車が撮れる。たま電車には耳がついているが、翌日は庫内にいて走らなかった。
ちょうど躑躅の季節で、到着する電車もトイレの横から撮れる。
ホームのスナップも外から撮影できた。
夕食前に駅に入場して切符の買い方を聞く。改札口の手前からも夕暮れのホームスナップが撮れた。
翌日は一日乗車券を買って撮影に出かける。できるだけたくさんの駅で降りて撮りたい。手前の駅はすでに撮影している。
竈山駅は反対側にホームが残っていて、かつては交換ができたようだ。学校の通学時間には踏切を小学生が横切ったりするので油断できない。
吉礼から乗った電車は次の伊太祈曽行きだった。誰も乗っていなかったので、うめ星電車の車内も撮っておく。
伊太祈曽駅は昔からたくさん撮っているが、今の駅舎内はしっかり撮っておく。
伊太祈曽駅では貴志から着いた電車を待って発車する。
昔からよく撮っている大池遊園の鉄橋は車内から撮影。大池遊園駅もかつては交換可能だったが、棒線駅になっている。駅名は「おいけゆうえん」である。
西山口駅は入口も駅らしい雰囲気があった。
西山口駅のホームからは走行写真が撮れる。何度も乗った「おかでんチャンギントン」が出発して行き、その後部を撮る。
甘露寺前駅でも降りて、駅の外から撮影した。終点の一駅手前の静かな駅だった。
貴志駅は猫の顔をイメージしている。新築時にも撮影したが、木が伸びて建物を隠している。
名前は知らないが、当番の猫がガラスケースの中でじっとしていた。
海外からも撮りにきていた。
すでに220タイトルを超えました。特急から貨物まで珍しいシーンがいっぱいあります。
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