駒ヶ根駅といえば初めて飯田線を走破した時には夕方にこの駅に着いて駒ヶ根ユースホステルに泊まったことを覚えている。翌日は雨で、駅のことまで覚えていない。その後は車で撮影することがほとんどになり、スイッチャーのいた沢渡駅は何度も行っている。ED62のひく貨物列車も魅力だった。輸入電機の活躍した時代もあったが、その頃には一度も行けなかった。

 長野県側は辰野駅から天竜峡駅までが伊那電気鉄道によって開通し、戦時中に国有化された。中央本線が木曽谷を通ったために、伊那谷の有力者によって明治末期から建設が始まった。最初の開業は明治42年に辰野〜松島間である。天竜峡駅までの全線開通は昭和2年だった。
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駒ヶ根駅は伊那電車軌道として大正3年に開業。その当時は赤穂駅だったが、昭和34年駒ヶ根駅に改称した。1980年現駅舎に改築されている。中央アルプスへの登山客が多く利用する。

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駒ヶ根駅の構内は2面3線で留置線もある。駒ヶ根市の中心駅で、周囲に商店街や会社が多い。

大田切 1i9889
大田切駅はカーブした棒線駅で、ホームに待合室がある。すぐ近くの大田切鉄橋が撮影名所になる。

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宮田駅は1998年に改築されている。

宮田 3l3915
宮田駅の構内。2面2線の交換可能駅である。赤木駅側に構内踏切がある。

赤木 1l3931
赤木駅は棒線駅で県道と交差している位置にある。

沢渡 1l3933
沢渡駅の旧駅舎。新駅舎は2020年に完成した。

沢渡 3l3941
沢渡駅の東側に工場が多く、かつては貨物側線に貨車がたくさん止まっていた。日通のスイッチャーが活躍したが、1996年に貨物輸送は終わっている。

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沢渡駅に到着する313系電車。飯田線といえば様々な旧型電車が入れ替わり活躍していたが、2011年からは最新の313系が投入されている。

下島 1l3963
下島駅は棒線駅でホームに待合室がある。東側に国道153号線が通っていて、大型店舗もたくさんある。

下島 3l3966
下島駅の単式ホームと駅名標。伊那市駅の隣である。

伊那市 1c5848
伊那市駅は伊那町駅として明治45年に開業している。伊那市発足により昭和29年に改称した。

伊那市 4l3990
119系の定期運転は2012年3月改正で廃止されることになり、登場時の塗装に復元した編成で「ありがとう119記念号」が運転された。

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たまたま遭遇した119系のさよなら電車。伊那市駅では多くのファンで賑わっていた。
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伊那北駅は1991年に改築されている。

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伊那北駅は単式ホームと島式ホームがあり、構内踏切で連絡している。

田畑 3jx789
田畑駅はホームに待合室がある棒線駅。