今年の正月以来話題の中心になった能登半島だが、ここで撮影した写真は意外と少ない。一番最初に知ったのはC56の走っていた時代だが、その時に行くことはなかった。写真部の金沢合宿で行ったときに「ふるさと奥能登号」もスルーしていた。
その後、1991年にキハ53−1000を撮りに行っていた。これは七尾線の先端である。しかし、乗り鉄ブームの時にも能登線方面には行っていない。風景写真の撮影で能登半島を一周はしているが、その時に駅なども撮っていなかった。穴水駅までは何度も撮っているが、それでは値打ちがない。
のと鉄道に切り替わった時に車両中心でよく撮影していた。急行用のNT800が目当てで行っていた。しかし、現実は厳しく、2001年4月1日に輪島〜穴水が廃止。2005年4月1日に蛸島〜穴水が廃止。七尾から穴水までの区間のみで運転が続けられている。線路はJR西日本が所有していて、JRの特急は和倉温泉駅まで乗り入れている。
NT801 のと鉄道開業時に快速「のと恋路号」として運転された。金沢から直通の急行「能登路」と共に運転された。
1988年3月25日に第三セクターのと鉄道能登線が開業した。
NT101 富士重工業製LE-DCで16m級。能登線への移管に向けて1987年から13両を新製。さらに七尾線移管時に13両増備した。
NT113

のと恋路号のNT801。絵本用にこれのアップを撮影して、それだけがここに来た目的だった。
NT102+NT105 旧能登線で撮った写真は、穴水駅から一駅目の中井駅付近だけだった。遅い桜のシーンを撮っていたが、これだけしか撮っていないのは寂しい。
NT104 能登線中居駅に到着した2連。通学時間帯のようだ。
中居駅は昭和34年に開業。1988年3月25日のと鉄道へ転換。2005年4月1日能登線廃止によって廃駅。
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