連接車の通勤用として登場したE331系はなんとなく川崎重工業で新製の時に撮影していたと思っていた。その時にベテランファンと会って話をした思い出がある。ところが、その時の写真を探しても見つからなかった。別の形式と勘違いしたのだろうか。
まだ撮っていない形式はないかと探して京葉線のE331系が上がったが、1編成しかないし、どうやら稼働期間も短いようだった。それでもなんとか走っている情報を聞いてカット数を稼ぐことができた。それ以外では東日本の207系900番台も撮りたかったが、何度も金町駅のホームへ行ったものの遭遇することはなかった。2009年に引退し、さよなら運転が行われた。
E331系は2006年に川崎重工業と東急車輛製造で新製され、量産先行車として京葉線で運転された。14両編成だが、7両編成の連接車を2本で構成されて、検査時に分割することができる。新製後1年間の試運転をへて2007年3月のダイヤ改正から営業運転が開始された。その後、連結部に弱点があり、何度か運用から離脱している。2011年1月で運転を終了し、廃車になった。営業運転の期間は約15ヶ月間だったようだ。
蘇我へ向かうE331系。顔はE231系にも似ているが額縁が太いのが特徴。編成NoはAK1。
東京駅へ向かうE331系。先頭はクハE330-1。両端車と中間の連結車はオーバーハング
だけ全長が長く16.5mある。
海浜幕張駅に到着するE331系。
連接台車は非常に珍しかったが、負担が大きいのか実用化にはならなかった。
連結部は片側だけドアがある。
クロスシートも少しはある。
東京駅の地下ホームで発車を待つ。
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