この日は尼崎駅西方で旧尼崎港線の築堤にユンボが入って土砂を撤去しているところに遭遇し、記録することができた。さらに西側の公営住宅から福知山線の分岐部を撮影している。
尼崎港線の貨物列車は1984年1月31日に廃止されていて、その後約16年間にわたって廃線跡が残っていたことになる。ちなみに尼崎港線の旅客輸送は宝塚駅まで電化の関西した1981年4月1日に廃止されている。
福知山線の塚口から尼崎までの区間は3線に分かれていたが、東西線の開業に向けて大工事が行われ、配線が大きく変化している。1995年には橋上駅になり、1997年にJR東西線が開業した。福知山線の上下線はかつて東海道本線の両側に位置していたのが、上越橋を新設して中央部に入るようになった。
旧尼崎港線の尼崎駅跡になる。東海道本線を越える築堤の土砂が撤去されていた。
左端に東海道本線の架線が見える。その南側で築堤撤去工事が進められていた。
さらにその南側の築堤も一部が撤去され、その後完全に更地になる。
小さな橋梁跡があった。
尼崎港線の築堤撤去はすでに数十メートルが終わっていた。
西側の公営住宅から築堤撤去工事を見る。左上に尼崎駅が見える。
福知山線の上り線、カーブしたトラス橋をわたって207系上り電車が走る。東海道本線の上下線中間に向かう。
東海道本線の下り新快速が通過する。右側には貨物駅があった。
福知山線の下り電車が通過する。さらに上部には福知山線の旧線(上り線)のカーブが確認できる。
福知山線の上下線が並んで東海道本線から分岐する。下りの201系電車が通過する。写真の右上部部に貨物駅があった。
尼崎駅の全景と、その手前には尼崎港線尼崎駅跡の築堤が見える。
上り貨物が通過する。
高架駅になった尼崎駅が見える。その手前で尼崎港線の築堤が残っている。
EF65の牽く下り貨物が通過。
下り貨物列車が通過する線はかつてのアルナ工機への引き込み線跡だった。右側で福知山線の上下線が東海道本線が乗り越えている。
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