今回は天津駅から別府大学駅まで。柳ケ浦駅にはかつて機関区がありD50が1967年10月まで配置されていた。ちょうどこの頃に電化工事も進められていたことになる。1967年9月15日に幸崎までの電化が完成している。
宇佐駅の近くに宇佐神宮があり、宇佐参宮鉄道が分岐していた。そこで使われたクラウス製SLが保存されている。
途中に立石峠があり、1966年に複線化と新トンネルが開通した。立石〜中山香間は単線区間が残っている。ちょうどいい撮影ポイントがあり、何度も訪ねたものである。
杵築駅も観光的には有名だし、大分空港へのアクセスもある。大分交通国東線も分岐していたが1966年に廃止された。ここで使われた車両は各地に分散していて、日立製ボギーDLは苅田港で使われていたのを撮っている。杵築駅から日出駅間も単線になっている。
そして別府大学駅まで様々な駅が並んでいる。
天津駅は「あまつ」駅で昭和31年に開設。島式ホームにコンクリート製跨線橋がある。横綱双葉山の出生地がある。
豊前善光寺駅は明治30年に豊州鉄道により開設。駅名は四日市駅だったが、大正8年現駅名に改称した。昭和57年複線化で2面2線の配線になった。かつては大分交通豊州線が分岐していたが、昭和28年に廃止された。
柳ケ浦駅は明治30年に豊州鉄道により開設。駅名は長洲駅から宇佐駅の時代もあったが、明治42年から現駅名に改称された。
柳ケ浦駅は日豊本線の終点だったこともあり、その先の立石峠に向けての機関区があったが、電化時に廃止された。広い構内は今も使われている。
柳ケ浦駅を通過する特急「ソニック」。停車する特急もある。
豊前長洲駅は鉄道院により明治44年に開設された。当時の古い木造駅舎が残っている。
カーブした豊前長洲駅の構内。
宇佐駅は明治42年開設。宇佐神宮の近くにあり、元の宇佐駅を柳ケ浦駅に改称して、新しい宇佐駅になった。当駅から分岐していた大分交通宇佐参宮線は昭和40年に廃止。そこで使われたクラウス製SLは宇佐神宮に保存されている。
西屋敷駅も複線化で2面2線になっている。日豊本線ではこのタイプの駅が多く見られる。この辺りで旧豊前国と旧豊後国の境界になる。
立石駅は明治43年に開設。中山香駅まで開通した。ここから中山香駅までが単線である。かつては構内で宇佐駅からの補助機関車を開放していた。
中山香駅からはまた複線になる。古い駅舎が残っていたが、2007年9月1日に新駅舎が完成した。
杵築駅の構内。大分空港道路が上を越えている。開業は明治44年で、分岐していた大分交通国東線は昭和41年に廃止された。みかん輸送のために臨時貨物の設定があったが1997年に廃止。
大神駅は昭和27年に開設。駅舎の外壁は薄ピンク色。
日出駅は明治44年に開設。
(ようこく)駅は昭和62年に開設だが、日出町の中心部にあり、乗降客数も多い。
豊後豊岡駅は頭成駅として明治44年に開設され、昭和15年現在地に移設して豊後豊岡駅に改称している。
駅からは海が見えて景色がいい。「青春18きっぷ」のポスターに使われたこともある。
815系電車が到着。
亀川駅は明治44年鉄道院により開設の歴史がある。古い駅舎が残っていたが、2010年に橋上駅舎が完成した。
別府大学駅は国鉄最末期の1987年に開設された。東口駅舎は別府市国際交流会館にある。
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