古河といえば茨城県なのに東北本線にあるという駅。そこへ帰宅する人たちが利用するのが「ホームライナー古河」。ホームライナーというのは元々車両基地に回送する電車に料金を取って通勤客を乗せるというもので、上野駅では100万円以上を稼いだと言われている。利用客にも喜ばれ、車両基地の先まで運転されるようになった。最初は「ホームライナー大宮」の愛称だったが、さらに先までの需要があり、東北本線は古賀まで、高崎線は鴻巣まで運転されるようになった。もう車両基地も関係ないし、使用車両は他社の乗り入れ車も使われた。金沢から来た「白山」の489系も使われていたのには驚いた。

このような列車は関西でも阪和線・福知山線・関西本線でも使われ、今でも名前を変えて東海道本線や山陽本線でも運転されている。
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「白山」の489系がホームライナーに使われていた。JR西日本は知っているのか。

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185系のホームライナー古河はやはり立って帰るのは辛い。

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方向幕はちゃんと用意されていた。