江差線はJR北海道の五稜郭駅から木古内駅を通って江差駅までの区間になる。かつては松前線が木古内から松前までの区間に存在したが、1988年に廃止。
江差線は青函トンネルの開通に向けて海峡線が開通し、五稜郭〜木古内間が電化してブルートレインなどが走るようになった。2014年に木古内〜江差間が廃止されている。
私は海峡線の撮影で何度か撮影しているが、駅を撮影したのは2007年に渡島当別駅まで撮影していた。江差線といえば上磯にセメント工場があり、最初はC58の牽く旅客列車で上磯駅まで往復したことがある。さらに民営化後だが石灰鉱山の電気機関車を撮りに何度か行っている。その頃にブルートレインも撮影している。しかし、それ以来行くチャンスもなく、北海道新幹線の開業後は全く知らないでいる。江差線は道南いさりび鉄道に変わり、気動車が走っている。貨物列車もあるし、行きたい線区ではあるが、今となっては遠い場所になってしまった。
七重浜駅は左端の橋上駅舎が国鉄末期にできている。右側の旧駅舎は後に解体された。
七重浜駅は島式ホームだが、以前は対向式ホームだった。かつてはここから石油側線があつた。
七重浜駅付近を走るキハ40。電化されていても気動車が使われていた。
東久根別駅は1986年に臨時乗降場として開設され、民営化時に駅昇格。貨車改造の駅舎がある。
棒線駅を特急「白鳥」が通過する。
久根別駅は大正9年に開業で、駅舎は昭和29年改築。かつては右側にもっと長かった。
久根別駅の構内。今は北斗市にある。
久根別駅は2面3線の配線。貨物列車も停車できる。
清川口駅は昭和31年に開業の棒線駅だが立派な駅舎がある。
片面ホームの寂しい駅。しかし、すぐ横には北斗市役所がある。
上磯駅には1972年から行っているが、駅舎は改築されている。海峡線開業の電化時に構内の大改造があり、橋上駅舎ができた。
上磯駅の構内。近くに日本セメントの工場があり、線路は迂回している。セメントは船舶で各地に運ばれる。
橋上駅から五稜郭側を見る。
茂辺地駅は昭和5年に開業。駅舎は海峡線の開業に合わせて改築されている。
茂辺地駅の構内は海峡線の開業で有効長が延長された。その向こうを函館江差自動車道が通っている。
渡島当別駅は昭和5年に開業。1988年に郵便局と同居の駅舎ができた。
海峡線の開業により電化と長い有効長の駅に生まれ変わった。駅舎も建て替えられている。
駅の上磯寄りに当別トンネルがあり、構内はその中まで続いている。近くにトラピスト修道院があり、そのデザインを模した駅舎になつた。
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