高師浜線は大正7年に羽衣〜伽羅橋間が開通し、大正8年に高師浜まで全通した。この付近にはかつてロシア兵俘虜収容所があり、その後陸軍の宿舎になったが、大正中期には住宅地として開発された。1970年には伽羅橋〜高師浜間が高架化されている。
私が初めて高師浜線に乗ったのは1974年にスポーツ写真のアルバイトで行き、写真も撮っていた。高師浜には臨海スポーツセンターがあり、休日は乗客も多い。当時は1521形の単行だったが、1989年から2両編成になっている。さらに高野線の2000系投入によって22000系が支線運用の2200系に改造されたのが1993年頃になる。1994年頃には南海の取材があったために高師浜線の撮影も多かった。
2021年5月22日から2024年4月5日まで全線休止にし、バスによる代行輸送で、高架工事を完成させている。2000系も支線運用に使われ出したのが2024年になる。
2281+ 羽衣駅から発車して本線から離れていく2231系電車。
2231+ 高師浜線は単線で全長は1.4kmの短い支線である。
2232+ 高師浜線の電車が羽衣駅へ向かう。
2281+ 終点の高師浜駅に到着する。
終点の高師浜駅にはレトロな駅舎が使われている。
羽衣駅は南海本線の高架工事が始まっている。その片隅に高師浜線のホームがある。
2233+
2233+ 高師浜線の電車が到着する。
外の踏切から2233の到着を撮る。
踏切からは本線電車との並びも撮れた。
2283+2233 踏切から撮影した高師浜線の電車。
2283の正面。右手では本線の高架工事が進んでいる。
すでに本線の下り線は高架に移っている。
桜満開の伽羅橋駅に接近する。
伽羅橋駅の改札口付近。
高師浜駅は高架駅である。住宅地の間を走って電車が接近する。
高架の高師浜駅に到着した電車。ホームは4両分の長さがある。
駅前は広場で花壇がある。駅の隣は南海の研修所がある。その向こう側に高石神社がある。
駅舎の真後ろに高架ホームがある。古い地上ホームも残されているようだ。
浜寺公園の南端には交通遊園や大阪国際ユースホステルがあるが、そこへの距離は羽衣駅・伽羅橋駅・高師浜駅からほぼ等距離になる。
涼しい部屋で昔の記録映像を見るのもいいですね。写真だけで知っていても、音と動きが加わるとまた違います。
ユーチューブもあります。専用線から特急まで貴重な映像が見られます。
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