ホーバークラフトと言えば宇高連絡があったが1988年の瀬戸大橋開通によって終航していた。大分空港のアクセスでホーバークラフトは別府湾を横断するルートで1971年から運行していたが、利用者減によって20091031日に終了した。

 道路事情も良くなっていたし、運行している大分ホーバーフェリーは赤字で倒産していた。

 その事情は知ることもなく、ただ珍しい乗り物として撮影対象になり、2007年と2009年に撮影している。2007年は大分基地の方で撮影したが、さらにビデオで撮るには大分空港の地上走行が面白いということで、廃止直前に撮影している。なんでそうなるのかわからないが、すごいドリフト走行が撮影できた。便利だけどみんな車で行くのを選択するのはどうしたものか。車を使うデメリットも多く、できるだけ公共機関を使う方がいいと思う。

 大分県知事はホーバークラフトを復活させると発表し、イギリスのグリフォン・ホーバーワーク社12000TD型を3隻建造し、準備を進めている。
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大分空港からホーバークラフトが接近する。

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大分基地に到着し、砂浜から上陸する。ドリームエメラルドは1991年製 三井造船MV-PP10。

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後部から見たホーバークラフト。

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タラップから乗客が降りてくる。

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大分基地でドリームサファイアが発車を待つ。

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別府湾を横切ってドリームサファイアが大分空港に到着する。海から乗り場までは長い進入路がある。

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地上走行は方向が定まらず、すごいドリフト走行になる。

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ドリームサファイアは三井造船2002年製のMV-PP10。

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大分空港のホーバー乗り場が奥に見える。