蒸気時代から補機付き運転で有名だったセノハチはEF59という旧型電機が引退してからは赤いEF67が使われていた。かつては走行中開放もあったようだが、西条駅で停車して補機を解放する方式に変わっていた。
当時の鉄道ファンにはあまり人気はなかったようだが、貴重な補機運転区間で、機関車が新しくなっていたけどできるだけ撮るようにしていた。
EF67の基本番台は3両あり、EF60から改造されている。100番台はEF65の改造で5両製造された。その前に使われていたEF61の200番台はすでに引退していた。
西条駅ではホームから目の前に泊まっている機関車を撮ることができ、改造銘板がどうなっているのかをチェックしておきたかった。
EF6625[吹田]の牽く上り貨物が西条駅から到着する。
貨物列車の到着と同時に下り115系が発射する。
上り貨物の後部には赤いEF67101の補機が付いている。ここで補機を解放する。
EF67101と貨物列車が少し離れている。信号が変わると貨物列車は発車して補機だけ残る。
EF67の100番台は上り方で緩衝器のために延長されているが、基本番台のような階段や自動解放機能は無い。
クハ115-608
クハ115-554
上り線にEF67101がまだ止まっているが、次の上り貨物が到着した。
今度の補機はEF673である。
基本番台の上り方連結器とその周辺はかなり複雑な構造である。走行中解放で作動するシリンダーも装備している。貫通扉もある。
補機2両が止まっている間に上り電車が到着する。
広島車両所の改造銘板。こんな写真がホームから撮れることは滅多にない。
EF67101は転線してEF673に連結された。
EF65116[岡山]の牽く上り貨物が到着する。
西条駅で回送を待つEF673+EF67101。
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