12月に入ると山陰の漁港では蟹漁が解禁になり、カニすき列車がたくさん運転されるようになっていた。キハ58の急行「かにカニ但馬」や普通の「漁火」も運転されたし、特急ではキハ181やキハ65のエーデルも使われていた。竹野や佐津付近で撮影し、さらに若桜鉄道にも行った。
その後、高砂の製鉄所や六甲アイランドで輸出電車も撮っている。実はこの後もモノクロ撮影は続くのだが、撮影チャンスは減っていた。2002年5月に一眼レフのキヤノンD60を買うと一気にデジタルへの移行が始まった。最後の未現像フイルムは現像することなく廃棄してしまった。
その後も、カラーポジの撮影は数年間続き、完全移行に移っていった。まだ発表していないモノクロ画像は高校時代からの初期と、民営化以後の10年間が残っていて、これから発表することになる。
元々はカラーポジとモノクロネガを撮り分けていて、車両中心や綺麗な風景写真はカラーで撮るが、それ以外の様々なシーンはモノクロで記録するようにしていた。それがデジタルになると撮り分けるのはデータのサイズくらいになっていく。さらにきめ細かい記録が残せるようになったと思う。
ラッピング列車のキハ58は「いさり火」という愛称で城崎〜浜坂間を2往復、年末年始に運転されていた。
佐津駅手前の鉄橋を渡る「かにカニ但馬」。
浜坂駅に到着した急行「かにカニ但馬」。
キハ181の「かにカニエクスプレス」も運転。このように効率のいい日を選んで行くようにしていた。
キハ65の「エーデル鳥取」編成もかにカニエクスプレスになっていた。
「エーデル鳥取」も前年から仕事に溢れ、臨時列車に使われる。
普通列車も3連で、すごい輸送力である。
後部にはキハ41も付いている。
急行「かにカニ但馬」が浜坂駅に接近。
キハ47-146 浜坂から鳥取まではイラストのキハ47が使われていた。
八頭川を渡る若桜鉄道の気動車。
若桜鉄道WT2501
若桜鉄道WT3301
WT2502 若桜鉄道の気動車が休んでいる。
香港向け電車が船積みを待っていた。と言ってもアメリカの911同時テロ後に港湾でも立ち入りがものすごく厳しくなり、フェンスも高くなって撮れなくなってくる。
川越しに撮れる製鉄所のDL。神戸製鋼所高砂工場のDL1。
神戸製鋼所高砂 DL5 冬の午後に超望遠で撮影できる。山陽電鉄伊保駅から行ける。
長田付近の高架区間を走る201系普通。バックの山は高取山。
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