十三里駅を「とみさと」と読める人はそんなに多くないと思う。しかし、SL末期にD51の石炭列車を撮影したことのある人間としては撮影目的で何度も乗り降りした駅だった。ここが駅で行けるのが非常に助かったが、付近の住民も少なく信号場として存在していようだった。実際には2016年客扱いが廃止され、信号場になっている。
その後、JRになってからも特急やジョイフルトレインの撮影で何度もこの付近を訪ねている。
この日は十三里駅周辺で15時ごろまで撮影し、夕張行きのキハ40に乗って沼ノ沢駅へ行っている。そこで構内を少し撮っただけで追分に戻り、岩見沢へ行って汽車旅を楽しんだ。
次の予定は最北の稚内を目指すことになり、札幌駅から21:50発の急行「利尻」に乗っている。そこでたくさんの乗客と一緒に乗っていのだったが、この日は降雪が激しいようで、同じ駅にずっと止まっていたりしていた。そして、朝になって着いた駅は旭川駅だった。別に稚内で用事があるわけでもなく、雪だらけの旭川駅で夜行列車の停車シーンを撮りまくることになった。
旧塗装キハ183の特急「おおぞら」が通過。2両目は新造間も無いハイデッカーの500番台グリーン車である。
キハ40-212
DD511089[五稜郭]の牽く石炭列車が通過。
石炭列車の運転も先が短い。
キハ40-247
DD51重連の石炭列車は何度か遭遇している。当時は大夕張と真谷地の石炭輸送が残っていた。
十三里駅での撮影を終えてから沼ノ沢駅に様子を見に行った。ここから石炭列車が出ている。事故のあった北炭新鉱の施設は使われていない。
岩見沢駅の夜は除雪用DE151509[岩見沢二]が待機していた。
ED76504[岩見沢二]が急行「利尻」の先頭で旭川まで行く。
稚内行き夜行の急行「利尻」が発車を待つ。発車時刻は21:50でオハ14-507に乗車した。
北海道の客車急行は1981年から旧型客車の代わりに暖房強化などの北海道向け改造で14系500番台が登場している。
急行「利尻」は牽引のELを開放した。この先どうなるのか。
ED76504[岩見沢二]は役目を終えて離れていく。
「利尻」にDD511096[旭川]を連結。
DD511096[旭川]の牽引になった「利尻」。これから稚内まで行くのか。
ED76507[岩見沢二]の牽く急行「大雪」が到着。
ED76507[岩見沢二]の牽く急行「大雪」が到着。苦闘の一夜を過ごしたようだ。
「大雪」のテールマークも撮れたのが良かった。
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