元々は石狩沼田までつながっていたローカル線で、札幌寄りの区間は通勤客も多かった。客の少ない北海道医療大学駅より先は、石狩沼田から新十津川までの区間がはやくに廃止され、残る北海道医療大学から新十津川駅までが今年の4月に運転を終了した。
沿線には学校も多く、学園都市線という愛称もあった。私にとっての札沼線はたくさんの形式の気動車が走り、通勤時間帯には長編成で運転されているのが魅力だった。そのために1990年頃にはサイドビューの写真を撮りに何度も通ったものである。
札幌の近郊を走り、非電化のままで運転を続けるのも限界があり、2012年6/1には桑園~北海道医療大学間が電化され、721系や733系などの電車が運転されている。

札沼線はここから複線になっている。キハ40-400は終点の新十津川駅まで走る気動車。その前にはキハ53-500が使われていた。
八軒駅は高架工事の時に開業した新駅で1988年に開業。
高架の新川駅。元は臨時乗降場で民営化で駅に昇格した。
札幌寄りの区間は1999年から高架になっている。客車改造の気動車を見送る。
キハ40-300を先頭に走る通勤列車。座席は2+1人掛けになっている。
この区間は1997年に複線化されている。長編成の気動車が行き交う姿が見られた。
百合が原公園の近くにある駅。ここに元釧路臨港鉄道のD501が走っていると聞いてリリートレインを撮りに行った。丘珠空港にも近い。
篠路駅はまだ古い駅舎が残されていた。
電化の一年前からすでに架線が張られている。キハ201は札幌駅に乗り入れる気動車の近代化で731系電車との協調運転ができる。電化後は札沼線の運用は無くなった。
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