札沼線の列車は末端部になると列車本数は極端に少ない。終点の新十津川駅まで走るのは1往復だけだった。石狩当別駅を7:45に出て新十津川着は9:28。それが10:00に出て、石狩当別着は11:23で、これでは通勤に使えない。乗り鉄のために残されたようなスジである。

途中の浦臼駅までは数本の列車が設定されていて、通勤通学には何とか使えそうである。末端部は函館本線にも近いという位置条件もある。

札沼線の石狩沼田~新十津川間は1972年に廃止されている。6/18の運転を最後に廃止されたとあるから、その前に私は北海道に行っていたし、留萌本線にも乗っていた。しかし、そこに廃止予定線があるとは知らなかった。廃止後は線路跡も農地整備で残されていないようである。国鉄バスが滝川~石狩沼田間で走っていて、本数も増えて便利になったという。
中小屋 4i6101
貨車を利用した中小屋駅。

石狩月形 1i6110
石狩月形駅までは少し本数も多く、乗客もいた。

札比内 1i6116

晩生内 1i6125

札的 1i6129

鶴沼 3i6144

南下徳富 4i6153
2009年には一日3往復走っていたのか。

キハ40-401 ,南下徳富i6334
最末期はキハ40-401が運転されていた。

下徳富 2i6159

新十津川 1i6161
かなりテレビにも映っていた有名駅の終点 新十津川駅。滝川駅にも近く、鉄道ミステリーに使いやすい。