マンションに引越しして一年がたった。先日初めて宅急便が届いていた。留守中に届いたのだが、ポストに紙が入っていた。それで初めて宅配ボックスのカードを使って取り出した。何が届いたかというとJPSの写真集である。日本の現代写真1985-2015という写真集で発行はクレヴィスで本体価格3000円。B5判で280ページだからかなり割安である。
いつもブログ等でレベルの低い写真ばかり見せられているから、たまにはこんな写真集で刺激を受けたい。
JPSが写真史をまとめた企画は今回で4回目になる。それまで右肩上がりを続けた写真界も、何かと問題は多い。カメラマンやカメラと媒体は増える一方だが、その陰で消えていった業界の構成も多い。環境はかなり変化している。
写真ってそんなに簡単に撮れるものではない。一に勉強、二に学習。とにかく頑張って撮り続けないといけない。

写真界にとっては激動の時代になり、これからどう進むのだろうか。この時代に活躍した多くの写真家の作品が載っている。さらに写真関係の年表もすごいボリュームである。

日の出の写真。何度もチャレンジしているが、太陽の輝きがきつすぎて撮れないこともあった。反対に赤くてきれいだが風景が写らないこともある。

夜明け前の踏切を通過する寝台特急のサンライズ。写真を撮るのに時間は選ばない。カメラの進歩は様々な可能性を生んでいる。

曇りの日にはそれなりの被写体を探している。その場面を狙っているのに、急に晴れてきたもする。残り少なくなった国鉄型機関車の撮影は毎日続けている。

夕日の写真も撮る。線路の方向でいくつも撮影ポイントを変えながら撮り続ける。黄金色に輝く線路を追っている。

地元を走る支線の電車。日常の風景を含めて撮り続けている。普段撮っているのは車両中心の写真が主体だが、今要求されているのはたくさん撮る事。そのためにはいかに時間をうまく使うかにかかっている。
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