四日市へ行った翌週は久しぶりにナローゲージの調査に出かけた。普段から国土地理院の地形図を調べていて、山奥にあるような軌道のマークを探していた。地図に載っていても、何年も前に廃止されていることがあるし。載ってなくても軌道があり小さな機関車が使われていることも期待できる。

 今回は岡山県の笠岡から内陸部に入った所で、距離的には手ごろである。中国自動車道で北房インターまで行き、そこから伯備線の備中高梁に出た。ここにも貨車移動機がいた。駅前で備北バスをカラーで撮るが、車庫にはまだボンネットバスも3台放置されていた。

 そこからは313号線で成羽を通り、井原市から北上する。目的地に近づくと大型ダンプカー10台くらいとすれ違ったりした。

 軌道があるのは石灰鉱山で、広島県の福山市にある日本鋼管の製鉄所へ石灰石を送っている。横切った鉄橋の文字をみると、ほとんど理解できた。

 そのすぐ先に電化されたナローの交換所があった。ゲージは目測で610mmである。ここで使われているのは日立製の電気機関車でグランピー鉱車の編成が2本あって、交換所で止まって時間調整している。機関車の形状には魅力がなく、ベルトコンベアのように鉱山からホッパーまで鉱石を運び続けているという感じである。

 撮影地としては俯瞰のできる高い道からと、最初に見た鉄橋だけである。その後、かなり後年には反対側の山から超望遠で撮れることも分かった。撮影はすぐに終わり、井倉から新見によって夕方には帰宅した。
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目的地に着くとまずこの鉄橋が目に入った。これでほとんどすべてわかってしまった。

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バケットローダーとグランピー鉱車が止まっていた。

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無人の信号場というか交換所があった。しばらく待つと、両方向から列車がやってきた。

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空車と積車が交換する。

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機関車は日立製のマイニング電気機関車で自重が6トン。昭和41年製だから、この年から採掘しているだと思う。

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味気ない掲示用のNo2。連結器はウイルソンである。

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キャブの後部は金網でガードされている。

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空車編成が先に出発した。積み込みの方が時間がかかるのだろう。

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作業員がいるが、簡単に撮影させてくれた。ナローファンでもかつてはこんな機関車では相手にされなかったと思うが、鉱山でもナローは少なくなっていて、無視はできない。

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高台からも撮影できた。地上を走る区間はわずかである。

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交換所を俯瞰する。手前の地下に積み込み場があり、奥の方にホッパーがある。

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最初に見つけた鉄橋を渡るシーンも撮って、撮影を終わる。






 いよいよ3回目になる緊急事態です。もう必要なものはそろえてあります。

 書き忘れていたが、当時の記録を見ると、6/27に出張があり、その間に西ノ宮駅アサヒビール側線の加藤10トン鋳物機が見えなくなっていた。これが後に明石方面の中古機械置場にあるのがわかることになる。