南海本線の貝塚駅から水間観音へ向かうローカル私鉄である。以前は南海の中古車を使っていたが、途中から東急の中古車に切り替わった。私は岸和田市に知り合いがいた関係で何度か撮影チャンスがあった。阪神間の住民にとってはかなり縁の遠い私鉄だった。

 最近はデジタルで撮っていないからという理由で行くことがある。
水間 19860115,553
南海の1200系を使っていた時代。カラーのストックが必要で撮りに行った。バックで阪和線が越えている。歴史的にはこちらが少し早く開業したてる。

水間 19860115,551
クリーム色もあった。元南海の1201形で1970年に入線し、1990年まで使われた。

7809226 水間鉄道
名越駅は交換可能だつた。

8102135 水間鉄道
終点の水間駅に到着した電車。阪和線の桜を撮りに行ったついでで寄り道している。

9215706 水間、水間駅
当時の水間駅。1926年開業以来の駅舎で名建築。国の登録有形文化財である。2009年には水間観音駅に改称した。水間寺(水間観音)は駅から600メートルで正月は初詣で賑わう。 

9215631 水間7052水間
1990年には架線電圧を1500Vに昇圧し、全車両を元東急の7000系に置き換えた。7050形は中間車の先頭車改造されている。

9215632 水間7151水間
終点の水間駅には簡素な検修庫がある。さらに右の建物は佐伯工業である。

9215636 水間バス喫茶、水間
水間駅には古いバスを利用した喫茶店があった。のちには501形が静態保存されている。

9215623 水間7003石才
7003+ サイドビューの撮影にも訪ねていた。

9215623 水間7103石才
7103 
9215718 水間7102水間
7102+ 昇圧と同時に入線しロゴマークも新しくなった。

9215728 水間7052三ツ松
7052+ 小学生が電車の通過を待っている。沿線は住宅地で農地の部分はほとんどなく、撮影地は限られている。


その後、この鉄道は不動産事業の失敗で経営破綻し、外食チェーン グルメ杵屋の完全子会社となって再出発している。